八話 ページ9
あー、つっかれったなぁ〜
飯食う気も失せたし、もう寝ようかな。
取り合えずこの母親を坊主のとこに返さなきゃ
「あっ、あのぉ」
「ん?どうかしましたか?」
もしかして体調が悪いのだろうか、乱暴されてたからな、そうなるのも仕方がない。
顔も赤いし、熱でもあるんだろうか。
「そろそろ...おろして頂いても?」
「あっ...」
そういえばお姫様抱っこのままだったわ。
でも...
「すみません。でも体調も悪いようですし、このまま息子さんのところまでお連れしますよ」
Aは優しく微笑みそのまま、また歩き出した。
「(おっ、王子様ぁぁぁ!///)」
なァんか色々勘違いされてる気がするんだよなぁ...ま、いっか←
「あっ、お兄さん!お母さん!」
お姉さんだけどね(本日二回目)
「リク!」
Aが母親をゆっくりと降ろすと、少年もといリクは母親に駆け寄り抱き着いた。
我慢していた涙がリクの目から流れ落ちる。
母親も安心したのか、ごめんね、ごめんねと繰り返しながら泣いていた。
いいね、家族愛だね。さてと_
「お兄さん、ありがとう!ってあれ?」
「どうしたの?」
二人が気づいたときには、もうその人物は姿を消していた。
___
「あー、ほんっと疲れた」
あの空気のなか俺の入る隙間はないと感じたので撤退してきた。
疲れたけどいいことしたぞA、きっと明日はいいことあるさ。
アッ、これフラグ立てたかも。
ま、いっか。大丈夫だよ多分
明日に備えてもう寝よう。特別なにかある訳ではないけどね。
Aは、もそもそとベッドに潜り込むと5分もしないうちに眠りについた。
だが、Aは知らない。
これまでの己の一連の行動によって明日起きるアクシデントを。
__翌日
6時に起きたAはシャワーを浴び、外出した。
まだ朝日が顔を覗かせ始めたばかりで、少し肌寒く感じる。
誰もいないかと思ったが町の人々はちらほらと店の開店準備を始めてた。
こういう雰囲気、好きだなぁ。
大きく深呼吸して町を歩く。先日とは打って変わって、優しく静かな雰囲気が町を包んでいた。
昨日は気付かなかった町並みや、路地裏の猫を思わず、持ってきたカメラで撮る。
中々いい写真が撮れたな。
嬉しくてほくほくとしていると、「なあ、そこのあんちゃん」と後ろから声をかけられた。
「あんちゃん、昨日の子だね。お礼したいからおいで!」
「はい?」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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小さな虫(プロフ) - ルナさん» 読んでいただきありがとうございます!物語の進行上、ロシナンテに関してどうなるかは、後先考えずに書いているので、私にもわかりませんwですが、前向きに検討させていただきます!コメントありがとうございました! (2020年5月24日 1時) (レス) id: a1687602fd (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 小説読ませていただきました!面白かったです!原作崩壊にともない救済措置をするキャラクターにロシナンテを入れていただけたら嬉しいです! (2020年5月24日 1時) (レス) id: 0170e44a0f (このIDを非表示/違反報告)
小さな虫(プロフ) - Kanonさん» ありがとうございます!これからも頑張らせていただきます!設定、気に入っていただけたなら光栄です。kanonさんとは気が合いそうですね! (2018年9月8日 11時) (レス) id: 550c0109ec (このIDを非表示/違反報告)
Kanon(プロフ) - 題名見て面白いの確定、内容見て面白さが倍、自分が大好きな設定です! (2018年9月5日 18時) (レス) id: 08adac8b7f (このIDを非表示/違反報告)
小さな虫(プロフ) - レミさん» 有り難うございます!頑張ります! (2018年3月28日 21時) (レス) id: c5c31ad411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小さな虫 | 作成日時:2018年1月31日 18時