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『…ぁ』
｢おはよう、Aちゃん｣
『…小湊先輩おはようございます』
下駄箱を通ろうとすればこちらに気付いたのかにっこりと笑う小湊先輩。彼と知り合ったのは昨月の終わりごろ。
もともと甲子園のファンの私は降谷さんのピッチングや御幸さんの強気のリード…色々な楽しみを抱えて青道にやってきたのだ。
もちろん、同じ高校になったからには会いたいし生で見たい。
そう思いグラウンドに行ったのが間違いだったんだ
甲子園でもお見えになった小湊先輩とぶつかってしまったんだ
『すみませ…え、小湊春市…？』
｢え？なんで僕の名前知って…｣
こんな状況も予想できるはずだ。実際、こんな出会い方だったのだから
そして、予想通りのその温厚な性格で私の無礼を許してくれた。
いや、正確にはまだ私は知らなかった
これから重なる災難も、小湊先輩の性格のことも。
なにより
小湊悪市の存在を
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kaori - 続きめっちゃ気になります！ 更新頑張ってください！応援してます！ (2月10日 23時) (
レス) @page20 id: 302fdf7998 (このIDを非表示/違反報告)
ユユ - 更新頑張ってください!!!! (2016年6月19日 7時) (レス) id: 4bb35ed287 (このIDを非表示/違反報告)
さき - 隠れファンですww応援しています！！！ (2016年6月14日 18時) (レス) id: e2d32a154b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏鈴桃 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rumitann1/
作成日時：2016年6月9日 23時
