【黒バス】水曜日の放課後、図書室で。Part 2 (ページ3)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:2,742 hit

第49話** ページ3

「スポーツなんて勝ってなんぼじゃないスか！
それより大切なことなんてあるんスか！？」

「僕もこの前までそう思ってました
だから何がいけないかはまだハッキリ分からないです

ただ…僕はあのころバスケが嫌いだった」

黒子くん達が話しているのがバスケだということは分かった

火神くんがフェンス越しの黒子くんの元へ行こうとしたのを私は腕を掴んで止めた

「ちょっと待ってください。…もう少し聞いてからにしませんか？」

と言うと火神くんは渋々頷いてくれた

「ボールの感触、バッシュのスキール音、ネットをくぐる音

ただ好きで始めたバスケなのに

だから火神くんに会ってホントにすごいと思いました

心の底からバスケットが好きでちょっと怖い時やクサった時もあったみたいだけど

全部人1倍バスケに対して真剣だからだと思います」

と黒子くんは言っていた

「…やっぱ分かんねっスわ
けど一つ言えるのは黒子っちが火神を買う理由がバスケへの姿勢だとしたら…

黒子っちと火神は…いつか…決別するっスよ」

黒子くん…中学3年の時に一体何があったんですか_______？

私がいた頃は、まだみなさん仲良かったことは分かります。
みなさん…いつも一緒でした。

黄瀬くん、それは…どういう意味ですか_______？

____________________＿＿＿＿

更新遅くなってすみませんでした！

これからはもうちょっと早く出来るように頑張ります！！