14話 ページ14
少ししてからルーシィが倒れているアイリスのところ
へ行く
ルーシィ「アイリス！外に出る方法見つかったよ！」
ルーシィは落ち込んでいるアイリスを
励ますように言う
アイリス「うん…ありがとう…」
ルーシィの言った外へ出る方法とは……
ルーシィ「開け！処女宮の扉！バルゴ！」
ルーシィは鍵を使って星霊を呼び出す
が……出てきた星霊はこの前ルーシィが見た姿と
大きく違っていた
ナツ「やせたな」
バルゴ「あの時はご迷惑をおかけしました」
ルーシィ「やせたっていうか別人！！」
ルーシィが二人の会話にツッコミをいれる
そのあとバルゴは地面に潜り 人一人分のとんねるが
出来上がったので魔風壁の下をくぐって
無事外へ脱出できた
カゲ「無理だ…い…今からじゃ追いつけるはずが
ねぇ…」
エルザ「！ ナツはどうした？」
アイリス「本当だ…どこへ行ったんだろう」
グレイ「あれ？ハッピーもいねぇぞ」
どうやらハッピーとナツはエリゴールを追いかけて
行ってしまったようだ
それからエルザ達が借りてきた魔道四輪車は
潰されてしまっているので新しい魔道四輪車を
借りている
カゲ「なぜ僕を連れて行く？」
車の中でカゲが言う
ルーシィ「しょうがないじゃない 町に誰も
人がいないんだから クローバーのお医者さんに
つれてってあげるって言ってんのよ
感謝しなさいよ」
ルーシィはそう答える
カゲ「違う！何で助ける！？敵だぞ！？」
アイリス「敵だけどあなたは死にそうだったんだよ
死にそうな人がいれば
助けるという選択肢しかないよ」
そう言うアイリスも死にそうだったが…
カゲ「そうか…わかったぞ
…僕を人質にエリゴールさんと
交渉しようと…無駄だよ…あの人は冷血そのものさ
僕なんかの……ぶつぶつ」
ルーシィ「うわー暗ーい」
そう言っているカゲに対してグレイが
グレイ「死にてぇなら殺してやろうか？」
ルーシィは止めようとするがグレイは続ける
グレイ「生き死にだけが決着の全てじゃないだろ？
もう少し前を向いて生きろよ。お前ら全員さ…」
その時魔道四輪車がガタッと傾く
ルーシィのお尻がカゲの顔に当たり
グレイが俺の名言をチャラにするなよなど言っている
アイリス「エルザ！！」
アイリスはエルザに声をかけるが
大丈夫という返事しか返ってこなかった
アイリス(ここはエルザに任せよう
私は私にできることを……)
続く
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作者名：暴風竜ヴェルドラ | 作成日時：2021年5月17日 20時
