フェアリー姫～第1章～ (ページ12)

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第11話～夢主の悪夢～ページ12

ールーシィの家寝室

あ〝やだ。やめて！やめてよ！助けて。誰か助けてよ！もうやだよ！痛い。苦しい。人間なんて大っ嫌い！！こっちにこないでよ！！〟

あ〝なんで？なんでこんなことーーAーーされなくちゃいけないの？誰か助けてよ～！ーーAーー〟

あ『ん？』

ルーシィ「A、A、ロキどうしよう？なんでこんなにうなされてるの？」

レオ「分からない。A、僕だよ！起きて！」

あ『ぅん？レオ？とルーシィ？…ひっ！やだ！！やめて！！ごめんなさい。ごめんなさい。』

レオ「まさか、またあの夢を。A大丈夫だ。僕がついてる。ルーシィは、違うよ。君をあんなめに合わせたりしない。落ちついて！」

あ『でも、だって』

バルゴ『姫様、落ちついてください。ルーシィ様は大丈夫です。…失礼します。((Aの額に手をおいて、気絶させる。』

レオ「すまない、ルーシィ。Aは、きっと悪夢で思い出してしまったんだよ。」

ルーシィ「え？思い出したって何を？」

レオ「過去を。あの子は、4歳の頃まで、ずっと人間に暴力などをされていたんだ。」

ルーシィ「そんなっ。まだ小さい頃じゃない。」

レオ「あぁ、だからAは、人間をひどく怖がっている。」

ルーシィ「それは当然よね。なんとかならないの？」

レオ「さぁ。さっきもあんな状態だったからね」

ルーシィ「そうよね。」

レオ「バルゴ。どうだ？」

バルゴ「そうですね。もうそろそろ起きる頃かと。」

レオ「分かった。」

あ『ん。バルゴ？』

バルゴ「姫様、おはようございます。」

あ『うん。おはよう。レオ～』

レオ「はい。」

お姫様抱っこでリビングにつれていく。

ルーシィ「あ、Aおはよう。」

あ『おはよう。ルーシィ。』

ルーシィ(まだ、怯えてる。)

ルーシィ「ご飯、食べよ！」

あ『うん。いただきます。』

ルーシィ「いただきます。」

ー食事終了。

ルーシィ「じゃあ、ギルドに行こう？」

あ『うん。レオ。』

レオがお姫様抱っこする。

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