人に感情を ページ11
それに、私もこんな展開を創った事がある。
私は感情の無い者に感情を要れさせるのが得意だ。だから演劇部にも入った
こんな、リアリティーもあり、ファンタジーも有る物語なんて何度も演じてきた
自分でも分からない間に慣れてるんだ。本当恐いな
『慣れてる...かな。 実際にこの世界がおとぎ話...何て思った事あるし!! お化けは驚いちゃうけどね』
『それに、最初は驚いたよ。初めて視たし、驚いて当たり前かもね〜 ハハッ』
有馬「そっか。Aは演劇部だったね。 でもこれは劇じゃ無いから..遭遇したら、ちゃんと逃げてね」
『心配性だなぁ。大丈夫!! 今度は逃げるよ』
有馬くんには迷惑掛けないように...ね
有馬「そう言えば、Aはこんな遅くに何してたの」
そう言えば忘れていたかも
何故、外出したのかを。もともと有馬くん関係なのに
『いやぁ、今日ちょっと学校でさっ..それでモヤモヤしてて、気分転換に...』
正直に話す?駄目。そこまでアタックしても....ならもういっそ、今、自分の気持ちを伝えるべきか
今なら...もう家につく頃、折り返し帰る時に言おうか...大丈夫だよね
有馬「着いた。ここで合ってる?」 『う、ん...』
有馬「...俺は行くから。じゃあお休み... A?」
来た道を帰ろうとする有馬くんの右手を掴み、引き止めた
『こんな、日に、夜に言うのもあれだけど....ゴメン。我慢出来ない.... ずっと前から好きでした。 』
言ってしまったか。 回りには誰も居ないし、恥ずかしくも無いよね....
握った私の手をするりと有馬くんは自分の腕から外した
有馬「 ゴメン..A。 俺からは良い答えが出ない...。 こんな俺に有り難う。だから...本当にゴメン...」
有馬くんはうつ伏せながら答えた
可笑しいな....当たり前なのに凄く悲しくなっていく。
そして、有馬くんはまた歩き出した。その背中を見つめた。見えなくなるまで。
見えなくなった。瞼が重たくなった
頬に冷たい何かが落ちた
当たり前なのに....
分かってた癖に....何、涙してんだろう
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大丈夫です!!二人は絶対に幸せにさせます!!
こうしてAは真の恋心を育てていく...諦めたくないから、
みたいな!
ま、安心してね。くっ付けさせるから。 by.桜餅
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美葉 - 返信有り難う御座います!学生時代のは少ないのでこの小説好きです。最新頑張って下さいv(^ω^)v (2016年6月25日 16時) (携帯から) (レス) id: dde2b9a8c6 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - 夕景幸福理論さん» 返信遅れてスミマセンッ!更新頑張ります。もっときゅんきゅんさせますよー! (2016年6月15日 19時) (レス) id: 0c7e1b2a30 (このIDを非表示/違反報告)
夕景幸福理論 - 凄く面白いです!更新fightです! (2016年6月13日 21時) (レス) id: 1eb742b507 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - 美葉さん» 有り難う御座いますよ。テストは地獄の一次会ですよね...二次会は結果です.. (2016年5月26日 7時) (レス) id: 0c7e1b2a30 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - 朔間nana@AKloveさん» 一番を取るのは申し訳無いです..(T^T)あ、嬉し涙ですぅ (2016年5月26日 7時) (レス) id: 0c7e1b2a30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜餅 | 作成日時:2016年3月30日 23時