拾参話 ページ14
あの時の口付けも、私宛のものじゃなかったんだ、きっと。
何とか笑みを貼り付け卯ノ花隊長にお礼を言って四番隊舎を出た。
何でこんなに傷付いてる自分が居るの、
まあいいや、やめよう。
ただの被害妄想はやめよう。
仕事をしなくちゃ。隊舎に戻った。
______________
A 「あ、一護。来てたの？」
黒崎 「よお、こっちの生活楽しんでるか？」
A 「はは、凄くね。現世はどう？」
黒崎 「変わるわけねぇだろ？記憶書き換えたくせによ」
A 「あは、そうだよねぇ」
黒崎 「冬獅郎に聞きてぇ事あんだけど、いるか？」
A 「いるよ、こっち来て」
隊長室へノックをして一護と共に入る。
日番谷 「何の用だ黒崎」
黒崎 「俺とAの扱い方違い過ぎだな、おい」
A 「やめてよ、気の所為だから」
黒崎 「ま、そこまであからさまって感じじゃねぇけどよ」
「A」
不意に後ろから声を掛けられ振り向くと
A 「乱菊さん！」
引きつっていた顔が満面の笑みになる。
乱菊さんはそのまま小さい私の頭を撫でてくれた。
松本 「皆とお茶しない？女子会」
A 「するする！」
松本 「よぉし、じゃあ行くわよ！」
そして一護と隊長に挨拶してから部屋を出る。
後から隊長の怒号が聞こえた。
______________
A 「京楽隊長主催だったんですか？」
京楽 「お、Aちゃんじゃないか。そうだよ〜」
京楽隊長は優しいから好き〜
飴とか沢山くれるし。あれ？これって子供扱いされてるって事かな、
あはは、と笑いながら乱菊さんの隣に座る。
上の空で皆さんのお話を聞いていると、
松本 「A？大丈夫？」
A 「うぇ？は、はい！」
松本 「少し顔色も悪いわね、戻る？」
A 「だ、大丈夫です……」
結局、女性陣に心配され早めに帰らされた。
とぼとぼと十番隊舎に戻っている。
「顔色が悪かったみたいだが、大丈夫なのか」
はっと顔を上げると
A 「砕蜂隊長……」
砕蜂隊長は何かと私を気にかけてくれる優しい人だ。
砕蜂 「その様子じゃ何かあったみたいだな。今から仕事があるから無理だが、話してみないか」
ここの人皆、優し過ぎるよ……
思わず砕蜂隊長に抱き着く。
誰かと同じく、優しく頭を撫でてくれた。
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蘇澳(プロフ) - 白銀水龍さん» 分かりました！ではこれからはそう致します！ (2018年12月27日 16時) (
レス) id: e4a4be21c3 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 私は名前を書いて欲しいです。 (2018年12月27日 16時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
蘇澳(プロフ) - 白銀水龍さん» すみません！いちいち書かなくてもいいかな、と思って書きませんでした。書いた方がいいな、と思った方はコメントしていただけると嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年12月27日 16時) (レス) id: e4a4be21c3 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 11話はみんなの名前が書いてませんでした？更新これからも頑張ってください！ (2018年12月26日 21時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘇澳 | 作成日時：2015年7月5日 22時
