ペット以上 コイビト未満 【カラ松】

この瞬間の（カラ松side） ページ13

俺はある日、素敵な天使に会ったんだ
それはそれは可愛い子でな。見た瞬間に思ったのさ…回りだしたぜ、恋の歯車が
まぁ、パーフェクトッな俺に惹かれる気持ちは分かるがな……おっと話がそれたか？







そんな彼女にまた会うことが偶然できたのだが、ちょうど彼女は困っている様子でな
助けたのはいいが、やはり似ているんだよな……どことなく、そう…どことなくなんだが弟のトド松に。だからか話しやすいというか…






「ノンノン、正確には六つ子なんだぜぇ〜
ん〜驚いたかい、キティ？」




『フ、フフッフハハ、アハハハッ、ちょ、待って
あ、無理、もう我慢できない、笑っちゃう』







俺の発言が面白かったのか笑い出す彼女。
あ、その顔。








彼女の笑顔を見た瞬間に
胸のあたりから音が鳴った気がした。









『キティって、子猫ちゃんって、フフッ
しかも六つ子のとこでドヤ顔とか、フハハ、あ、待って、笑いすぎてお腹痛くなってきた』







その無邪気な笑顔
可愛いな。いや最初から可愛らしいガールだとは思っていたが、そうじゃなくて。









なんと言えば良いのだろう、素の笑顔を見せた目の前の彼女が…
…そう、この瞬間の彼女が









俺にとって、すごい可愛いと思ったんだ。

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