愛され少女は、小学生？【カゲプロ】 (ページ17)

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第十四話なんですが・・・　byモモページ17

～セト目線～

〈ガチャ〉

カノ「・・・キサラギちゃん、起きたよ」
モモ「あ・・・あの・・・」
キド「なぜ、こういうことをしたんだ？」

シンタローさんは、今も泣いている。
カノも、涙目になっている。

俺も・・・正直、泣きかけなんだ。

モモ「ご・・・ごめんなさい！わ、私のせいでAちゃんが・・・」
シン「誤っただけで、許される問題じゃないんだ！」
モモ「お兄ちゃん、ごめんなさい！」
シン「お兄ちゃん、ごめんなさいじゃねぇよ！どうすんだよ！！」
モモ「あ、あの！えっと・・・Aちゃんが邪魔で・・・、それで消しちゃおうって・・・」
カノ「邪魔？消す？？何が邪魔なの！？ねぇ！！」

黙り込む、キサラギさん。
なんでっすか？なんで隠すんっすか？？

〈ガチャ〉

A「あ・・・、つぼみん・・・(声震」
キド「A・・・、手首」
A「え？あ・・・まだ出てるね・・・(声震え」

やっぱり、A、声が震えてるっす。

モモ「あ・・・あの・・・Aちゃん・・・ごめんなさい」
A「ぇ・・・あ・・・うん。だ、大丈夫・・・です」
ウルフ「自分の思ったこと素直に言えばいいんじゃないのか？」
A「じゃ・・・じゃあ・・・、二度とこんなことしないでください」
モモ「う・・・あ・・・」
A「今回は、気絶だけで済ませましたけど、次はもぅないですから」
ウルフ「その手に握っている、モノは何？」
A「え？あぁ、これ？？私の大事な宝物」

A・・・少し怒ってるっすね・・・。

カノ「ね、ねぇ。Aちゃん、寝ておいたほうがいいんじゃない？」
A「えぇ？ん～・・・その代わり」

この空気でも・・・出るんっすね・・・「その代わり」

A「綿菓子食べたい」
セト「いや・・・この空気でっすか？」
A「もう、いいのいいの！！モモも、ね？忘れて！大丈夫」
モモ「え？怒って・・・ない？」
A「怒ってないから、前みたいに接して？邪魔とかっていう感情はすべて消したから」
ウルフ「あ～・・・俺も食いてぇ・・・」
キド「いや、お前子供か！？」
ウルフ「一応、高卒」
カノ「見えないけどねぇｗｗ」

すごいっす・・・。
A、相手の感情を消すことができるんっすね。

さすが、魔法少女。

エネ「ご主人？？」
シン「・・・行くか。行くか！買いに！！」
キド「あぁ・・・」
A「こ～すけ！肩車！！」
セト「ははｗｗ了解っすｗｗ」