愛され少女は、小学生？【カゲプロ】 (ページ15)

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第十二話だってさ　byカノ　全員（二連続で！？）ページ15

～Aちゃん目線～

モモ「ねぇねぇ、Aちゃん。部屋で二人で話そっか？」
A「えぇ？ん・・・わかった」

私はモモと一緒に部屋に入った。

その時、気づいていなかったんだ。
モモの手に・・・カッターナイフが握られていたなんて・・・。

入って、チラッと見えた。
銀色の刃。

モモ「さてっと・・・。ねぇねぇ、邪魔だからキエテクレル？」

手首に鋭い痛み。
き、切られた？
私の思考は、逃げることを優先した。
だから・・・
A「モモ・・・ご、ごめん・・・なさい！！」

私は、つい・・・使ってしまったんだ。
魔法を・・・、能力を・・・。
でも、ちゃんと生きてる。殺してはいないんだ。

シン「おい？モモ？A？？今の音＿＿＿モモ！？」

そう・・・だよね。
わ・・・私がしたんだ・・・。私が魔法で・・・。

シン「おい！？何があったんだ！？って！！A！！て・・・手首！」
A「ご・・・ごめん、シン。わ、私がしたことなんだ・・・」

フラっと、意識が飛ぶ。
あぁ・・・、罪を償わなきゃ・・・行けないな・・・。

～シンタロー目線～

Aが倒れてから、俺は大急ぎでキドたちを呼んだ。
床は、Aの手首から出ている血で染まっている。

モモは、血のついたカッターを握って・・・気絶している。

どういうことだよ。

エネ「ご・・・ご主人、大丈夫です」
シン「大丈夫なんかじゃねぇよ・・・！！」
エネ「す・・・すみ・・・ません」
キド「ま、まずはじめに・・・止血だな！」
マリー「う・・・」

隣にいた、マリーは倒れそうになる。
が、カノが支える。

カノ「マリー・・・。見ないほうがいいよ」
マリー「う・・・うん・・」
シン「どういうことだよ・・・どういうことなんだ・・・なぜなんだ！？」
キド「シンタロー落ち着け・・・」
エネ「ご主人、落ち着いてください！」
シン「す・・・すまねぇ・・・」
カノ「・・・」

拭いても拭いても出てくる涙。
どっちの事でかなしいんだ！？

もう・・・訳分かんねぇよ・・・。