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「じゃあ、もうそろそろ寝よ…。」

レンは伸びをすると上に着ていた黒のジャケットを脱いだ。

そして絞めていたネクタイを緩めると横に倒れた。

「寝む…。」

「ここで寝ないでー!!!部屋に行ってー!」

レンは渋々倒していた体を起こし立ち上がると私の部屋から出ようとした。

「レン!!!ここにいるんでしょー!!!リンだよー!」

ドレス姿のリンちゃんが入ってきた。

「ど、どうされましたかリン様…。」

「レンが急にいなくなるから挨拶まわりリン一人じゃない!

大変なんだから―!!!ほら!レンも行くよ!」

脱いでいたジャケットをもう1度着せられネクタイを直されたレンは心底嫌そうな顔。

「リン様…あのーレン様スごく疲れてるようなのでもう少し休ませてあげたほうが…

もちろんリン様も少し休憩なされては?」

リンちゃんは身体を止めて私に視線を向けると笑顔になる。

「そう?じゃあAちゃんの部屋でちょっと休む!

Aちゃんの部屋なら1番上の階で奥の部屋だからなかなか見つからないと思うし!」

さっきのレンを連れて行こうとしていたリンちゃんはどこえやら、

私の一言でリンちゃんは私のクッションの椅子に座った。

レンはリンちゃんの言葉に突っ込もうともせずに私の隣に座ると目を閉じた。

数秒後には隣りから寝息が聞こえてきていた。

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華桜 百合(プロフ) - わー!リリーごめん!最近忙しくて全然見てなかった!頑張って今のところまで読むからコメント遅くなるかもだけど!絶対コメントもするから!とりあえず、この章の完結おめでとう!これからも応援してるからね! (2013年7月10日 21時) (レス) id: c67d138193 (このIDを非表示/違反報告)
リリアンヌ(プロフ) - 藍ちゃん愛し隊さん» 仇彼女…!懐かしいですね…。あれは書いてた側としても楽しかったですw脳内でキャラたちが勝手に動いてくれるのでそれを書いていたらとんでもない終わりになってました…。コメントありがとうございます!頑張ります! (2013年7月2日 17時) (レス) id: 93ed5478d1 (このIDを非表示/違反報告)
リリアンヌ(プロフ) - shamZelda☆さん» え、ほんと!?小説買ったの!?いいなぁ・・・私もがんばって金欠から抜け出す!!! (2013年7月2日 17時) (レス) id: 93ed5478d1 (このIDを非表示/違反報告)
リリアンヌ(プロフ) - 神音リヲさん» おぉ!凄い…!運動音痴の私みはとてつもなく羨ましいよ!とりあえず・・・おめでとう! (2013年7月2日 17時) (レス) id: 93ed5478d1 (このIDを非表示/違反報告)
リリアンヌ(プロフ) - 四葉さん» コメントありがとうございます^^!これからも面白いと思ってもらえるような作品作りを心がけます!更新頑張らせてもらいます! (2013年7月2日 17時) (レス) id: 93ed5478d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リリアンヌ | 作者ホームページ:http://?  
作成日時:2013年5月29日 18時

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