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「は、はい…。」

胸の前で手を握りしめ、また1歩下がる。

歌手音はそれに気が付いているのかくすくすと笑う。

「そのDVDの中身なんだと思う?」

「知るわけないです。」

「へー。そう。」

ニヤニヤと笑いながら私との間をつめてくる。

それに半比例するように後ろに下がるが壁にぶつかった。

「中身はねぇ、君だよ。」

「え?」

「実は僕の部屋にカメラが設置してあったんだよね。

レン様は僕が君を押し倒して服を脱がせ始めたところでDVD壊しちゃったみたいだけど。」

「なッ…!?!?」

意味がわからない。

アレを撮った…!?それをレンに見せた!?

それ以前に、なんでこいつはそんなことをするの!?

そしてなんでいつのタイミングでレンがDVDを壊したことが分かるの!?

「なんでって思ってるね。

じゃあ、君が疑問に思っている1つの答えを教えてあげる。」

人差し指を立ててその人差し指を自分の唇にあて、

歌うように言葉を流していく。

「1つ目、何故こんなことをするか。

楽しいから。女の子は怯えた顔や屈辱した顔が一番可愛いんだよ。

そこであんなことしてそれを撮って、そして君たちが大事にしている異性に見せる。

これがたまらないんだよね。」

「な、何それ…。」

理由になっていない理由。納得できない答え。

そうとしか思えない。

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華桜 百合(プロフ) - わー!リリーごめん!最近忙しくて全然見てなかった!頑張って今のところまで読むからコメント遅くなるかもだけど!絶対コメントもするから!とりあえず、この章の完結おめでとう!これからも応援してるからね! (2013年7月10日 21時) (レス) id: c67d138193 (このIDを非表示/違反報告)
リリアンヌ(プロフ) - 藍ちゃん愛し隊さん» 仇彼女…!懐かしいですね…。あれは書いてた側としても楽しかったですw脳内でキャラたちが勝手に動いてくれるのでそれを書いていたらとんでもない終わりになってました…。コメントありがとうございます!頑張ります! (2013年7月2日 17時) (レス) id: 93ed5478d1 (このIDを非表示/違反報告)
リリアンヌ(プロフ) - shamZelda☆さん» え、ほんと!?小説買ったの!?いいなぁ・・・私もがんばって金欠から抜け出す!!! (2013年7月2日 17時) (レス) id: 93ed5478d1 (このIDを非表示/違反報告)
リリアンヌ(プロフ) - 神音リヲさん» おぉ!凄い…!運動音痴の私みはとてつもなく羨ましいよ!とりあえず・・・おめでとう! (2013年7月2日 17時) (レス) id: 93ed5478d1 (このIDを非表示/違反報告)
リリアンヌ(プロフ) - 四葉さん» コメントありがとうございます^^!これからも面白いと思ってもらえるような作品作りを心がけます!更新頑張らせてもらいます! (2013年7月2日 17時) (レス) id: 93ed5478d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リリアンヌ | 作者ホームページ:http://?  
作成日時:2013年5月29日 18時

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