検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:18,648 hit

83 ページ4

今日は珍しく後部座席に私とレン、

そしてリンちゃんも加わっての大騒ぎしながら学校に行った。

「莱音中の制服結構可愛いな。Aに似合ってる。」

「ありがとう。」

レンは珍しいものを見るかのように私のリボンをひっぱたりしている。

その姿はまるでじゃれてくる仔猫。

「あ、リンの学校ここなんだ!」

リンちゃんは制服のネクタイを結び直すと車から出た。

学校はいかにもと言う感じのお嬢様学校だった。

小さく手を振るとリンちゃんは走って学校の中に入って行った。

レンはと言うと私の髪の毛をいじり始めた。

ふたつくくりにしたりサイドをみつあみにしたリあみこみにしたリ…

男子なのによく知ってるなと思ったけど

家がブランドや化粧品にも手を出していたら当たり前かと納得できてしまった。

最終的に私の髪の毛は横髪を出して、

てっぺんでふわふわおだんご状態になっていた。

そしてレンは小さなピンクの箱を出した。

「これあげる。入学祝的な?」

「えぇ!?わ、私…私レンのメイドなのに…!?」

「いーからいーから。」

早く開けなよ。と言うようにレンは手を動かした。

私はその箱を開けてみる。

「髪留め…とシュシュ?」

「うん。勉強するとき髪邪魔だろ。」

そういいながら私の手からシュシュをとって

おだんごのところに付けてくれる。

私は明日からレンに髪の毛をくくってもらおうと思った。

「じゃあ、行ってきます。」

レンは車から出ようとする。

私はあわててレンの後ろをついてお見送りをする。

「行ってらっしゃいませ。レン様。」

車から出て軽く礼をする。

レンは私の頭をなでると学校に歩いて行った。

84→←82



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
設定タグ:鏡音レン , 恋愛 , リリアンヌ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

F,y - orenjeハチョー好き!けどミクのオレンジもありますよね (2017年11月4日 10時) (レス) id: da45529319 (このIDを非表示/違反報告)
HAHA - ↓空を茜に染め出した~♪ってやつですよね。 (2014年12月27日 4時) (レス) id: f319146222 (このIDを非表示/違反報告)
HAHA - 私もOrange好きだよぉ~。 でも知らない人が多い。 (2014年12月27日 4時) (レス) id: f319146222 (このIDを非表示/違反報告)
憂音ユエ(プロフ) - リリアンヌさん» ごめん!しばらく親に3DSとりあげられてこれなかったよ!許して← (2013年5月31日 20時) (レス) id: 31e43ca78c (このIDを非表示/違反報告)
神音リヲ(プロフ) - リリー先輩おひさしぶり?ですよね?最近は自主研修の計画に中間テストがあってなかなかコメントできないと思うんで2週間に1度ぐらいだと思います。いっぱいコメントしたいんですが…本当にすみません (2013年5月28日 22時) (レス) id: 99c16e348f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リリアンヌ | 作者ホームページ:http://?  
作成日時:2013年5月13日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。