Murder time!!!!!【UndertaleAU】 (ページ33)

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The other person's? ページ33

XSans side

Eトリエル「……まぁ！二人とも！……無事だったのね……！」

俺達はXマフェットらが去った後、エピックトリエルたちが避難している場所に向かった。

「アンタも……無事で、良かった。」
Eトリエル「私のことなんていいのよ。それより、あなた沢山怪我してるじゃない……！手当てしてあげるから、付いてきてちょうだい。」

エピックトリエルは俺の傷を見るなり半ば強引に治療へと連れられた。
オリジナルはというと、「オイラの世界の奴らの様子も見てくるぜ」と言って避難場所の奥へと行ってしまった。

エピックトリエルの治療は………少し、痛みが多かった気がする。

UTSans side

オイラは、仲間達の無事を確かめようと避難場所を歩き回っていた。
…しかし、避難場所に着くなりモンスターの子が俺のもとに走ってきた。

キッド「…サンズっ！！大変なんだ！！」
「おぉ、…どうしたガキンチョ。」

モンスターの子は妙に焦っている様子でこう言った。

キッド「…ぱ、パピルスがどこにもいないんだ…！！」
「…なん…だと……？」

オイラは仲間達に話を聞いて回った。
どうやら、アズゴアが先程集合をかけた際パピルスだけはどこを探してもいなかったそうだ。

もしやと、悪い想像ばかりが頭をめぐる。

しばらく聞き込みを続けていると、今度はスノーフルの店の店主が走ってきた。

店主「あんた、やっと帰ってきたんだね！
…アタシ、見たんだよ、あんたの弟！」
「…本当か！」

店主「ああ。
……でも、聞いて驚かないでほしい。アタシが見たとき、あんたの弟は……。」

店主はそこで言葉を詰まらせた。

「……？どうした。」
店主「………いいや、確実に見たんだ、アタシは。
…信じて、聞いておくれ。

あんたの弟が、“二人いたんだ”。」

悪い予感は的中した。
オイラは思わず頭を抱える。

「…一応聞くが。
もう一人のパピルスってのは、色がなかったか？」

オイラがそう聞くと、店主は驚いたような顔をしてしっかりと頷いた。

どこまでも、厄介な奴らだと心から思った。