【赤司】2次元に恋をするのはダメですか！？

ｰ３８ｰ ページ41

『ん･･･』


目が覚める
時計を見ると、6時。いつもはあんな早くに寝ないからたくさん寝た気がする。そのおかげか今日は悪夢を見なかったみたい。


でも、寝る前にあんなドキドキさせられたら見ないか(多分)




隣に目をやると、征くんはまだ寝ていた。
寝顔も綺麗でかっこいい･･･思わず見惚れてしまう




というか、征くんの寝顔なんて滅多にお目にかかれないと思う･･･




あぁ･･･写真を撮りたい欲が･･･((
でも、そんな事したら私死んじゃうかもしれない･･･



撮りたい衝動を抑えながらぎゅっと抱きしめる。




征「おはよう」




『あ、起こしちゃった？』



征「いや、起きていたよ」



ギュッと抱きしめてくれる征くん。


やっぱこの匂い･･･征くんって感じがする
もうなんか愛おしく思える



征「今日は朝から甘えん坊だね」



『そういう日もあるよ』


今まで人に甘えられなかった分、征くんに甘える
甘えるってこんなにも胸が軽くなるのかな




征「そろそろ起きよう。今日から学校だからね」




あ、すっかり忘れてた☆
あんだけ昨日楽しみにしてたのに




『同じクラスになれるかな』




征「どうだろうね。先に顔を洗ってくるからその間に着替えときなよ」




『あ、うん』




ガチャと扉が閉まる。



クローゼットを開けると私の制服と、隣には征くんの制服があった。


私の制服からは征くんと同じ香りがする。
そう思うだけでニヤニヤしちゃう((




『てか、こんな感じだったんだ･･･』



灰色と黒で統一され、全体的に落ち着いた制服。

原作ではチラッとしか出てなかったから分かんなかったけど･･･

一応、ジャケットもあるみたいだけど、
基本女子はカーディガンらしい。





「髪の色大丈夫かな」



着替えて、髪を軽く巻く。

元々地毛が茶色のせいでよく先生に怒られたなぁ
洛山高校はそこら辺緩いのかな･･･？

まぁ、征くんがあの色で平気なら平気か･･･

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