【赤司】2次元に恋をするのはダメですか！？

ｰ３５ｰ ページ37

『はぁ･･････』


どうしたらいいんだろう
明日から楽しい学校生活が始まるって言うのに･･･


『私の馬鹿･･･あんな態度とって･･･
嫌われてもおかしくないよ･･･』


本当に嫌われてたらどうしよう。
私そんなの嫌だよ･･･



ポロポロと涙が出てくる。
私が怒らなきゃ、征くんを傷つけることはなかったかも知れない




征「A」



『ひやぁふ！？！？！』



突然後ろから声が聞こえる。
振り返ると、征くんがタオル姿でいた。



やばい、タオルしてきてない･･･


というかなんで今の今まで気づかなかったの･･･
征くんもミスディレクション使えるんじゃ･･･？




征「となり･･･行ってもいいか？」



『だ、だめ･･･』


こんな姿見せられないに決まってる
すっぽんぽんなんでダメだよ･･･！？！？


だけど、征くんはお構いなしにスタスタとこちらに歩いてくる


ど、どどうしよう
何とか隠そうとするが･･･胸が･･･邪魔すぎる･･･



征「なぜだい？何か駄目なことでもあるのかい？




まぁ、君に拒否権はないけd･･････/////」




何とか隠せたものの、両手はふさがる




『だから言ったじゃんかぁああ･･･/////』



征「す、すまない･･････今タオルを持ってくる」



『いいよ、もう出るから･･･』




征「話がしたいんだ。･･･駄目かい？」





うう･･･素直になられると断れない･･･





征「ほら、タオル。」





『あ、ありがとう･･･』





やっぱり気まずい･･･何を話していいのやら･･･
そもそも何言われるんだろう･･･
離れろとかだったらどうしよう。




征「すまなかった。意地悪の度合いがすぎた発言をしてしまって･･･悪かった」




まさかの発言だった。
そっちから謝ってきてくれるなんて思ってもなかった



『私も･･･怒りぶつけてごめんなさい･･･』



征「Aは悪くない。君の可愛らしい反応が見たいが為に意地悪したが･･･度合いを間違えた僕が悪い。僕があんな風に言わなきゃよかった話だ。」



『確かに･･･ちょっと悲しかったけど･･･
本当のことではないんでしょ？』



本当はいたけど嘘ついたとか言われたら許さないけど←


征「ああ、もちろん。そこは安心してくれて構わないよ」


ポンっと頭を撫でてくれる


征「お詫びと言ってはなんだが、君のわがままを叶えてあげるよ」



『わがまま･･･？』



征「ああ、僕ができる限りの範囲だが･･･」

作者より(※重要)→←ｰ３４ｰ 赤司side

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