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ー31ー ページ33

「あ''?誰だてめ・・・!?!?!」



彼らは征くんの顔を見ると同時に顔色が青ざめる
強く掴まれていたても離れ、隙を見て征くんの方に行く




征「遅くなってすまない。やはり連れていけばよかったね・・・」



私の涙を拭い、再び彼らの方を見る
私を見ていた優しい目とは変わり、
その顔は怒りで、別人のような顔をしていた




征「お前ら、よくも僕の大事な人を泣かせてくれたね。ただでは済まされないよ」


リーダーらしき人の肩に征くんが手を置く。
すると、崩れるようにその人は尻もちをつく。





征「この場から立ち去れ。そして二度と彼女の前に現れるな。」






「くっ・・・!!い、いくぞ!!」



怖さで足が震えてた3人は慌てて走って逃げた。
その後ろ姿は先ほどとは全くの別人に見えてしまった


すると征くんは何も言わず抱きしめてきた。



『せ、征くん/////!?ここお外だよ/////!?』




征「怖い思いさせてすまなかった。」



『大丈夫だよ!今回は何もされなかったし・・・それにちゃんと助けに来てくれたもん』


征「だが、怖い思いさせたのは僕だ・・・。君に2度とそういう思いをさせないと誓ったはずなのに。」



『征くん・・・あまり自分のこと責めないで』



征「君は本当にお人好しだね。」



やっと微笑んでくれた
そして突然、征くんはさっき掴まれた腕にキスをし始めた




『ちょっ・・・/////!?』




それも、1回じゃない。征くんが気が済むまで


征「消毒のつもりだ。これからはもうこのような事を起こさないように、もっと僕が常に居ないと」



ここまで優しい王子様はいるだろうか
繋いでる手すら優しさを感じる




征「さあ、帰ろう。」



『うんっ』





私は、優しい王子様に似合う女性になれますか?


なんて、夢の世界のようなことを思ってしまう

なれなくても、傍にいれるだけで


今はそれでいい・・・かな?

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設定タグ:赤司征十郎 , 黒子のバスケ , 黒バス   
作品ジャンル:アニメ
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のえる - 更新楽しみに待ってます♪ (2016年6月30日 18時) (レス) id: 185fc59901 (このIDを非表示/違反報告)
和恋 - いえいえ(*´ω`*)そうなんですか(;・ω・)そうですよね、久しぶりに集まるとかなら出番出ますよ!難しいですよね。すみません(;・ω・) (2016年6月25日 2時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 大丈夫です。わざわざありがとうございますなのです! (2016年6月23日 17時) (レス) id: d6f182594a (このIDを非表示/違反報告)
千夏(プロフ) - Aliceさん» コメントありがとうございます(´;ω;`)わがままの方、具体的にどこにというのがなければこちらで決めてしまいますが、ございませんでしょうか? (2016年6月22日 1時) (レス) id: c5e3b38ee1 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました!わがままなのですが、何処かへ一緒に出かけるって事はお願い出来ますでしょうか?夢主さんが赤司さんと一緒にお出かけしているお話、読みたいです。いつも楽しく面白いお話ありがとうございます。更新、楽しみにしています! (2016年6月22日 1時) (レス) id: d6f182594a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千夏 | 作成日時:2016年6月17日 20時

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