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小|中|大|星が綺麗な五歳の誕生日に、私は溺れたことがある
ドプンッ
音を立てて暗く深い海の中に沈む身体
驚いて目を開けると、目の前には数多の海月が淡く光りふわふわと泳いでいたのだ
その非現実的な美しさに私は見惚れ、溺れた
がむしゃらに両腕で海水を搔き分け、足をバタバタと動かすが体は一向に上へ上がらない
冷静になれば海面を目指して泳げたが、生憎この時はパニックに陥っている
ひたすらに両腕を動かして海の中に出たいことしか考えられなかったのだ
『(苦しい……!)』
息苦しく、冷たい夜の海は私から体力と体温を奪っていった
もう動けなくなり、身体は沈んでいく
『(誰か、助けて)』
ボロボロと涙が溢れ、海水に溶けていく
最後の悪足搔きとばかりに腕を伸ばし、ふっと意識が無くなろうとするその時……
『もうだいじょうぶですよ』
「ッ!」
ふと息が出来るようになり、手を優しく掴まれて驚きに目を見開くと
「(キレイ……!)」
そこには、神様がいた
・流星隊も出て来ます執筆状態:連載中
ドプンッ
音を立てて暗く深い海の中に沈む身体
驚いて目を開けると、目の前には数多の海月が淡く光りふわふわと泳いでいたのだ
その非現実的な美しさに私は見惚れ、溺れた
がむしゃらに両腕で海水を搔き分け、足をバタバタと動かすが体は一向に上へ上がらない
冷静になれば海面を目指して泳げたが、生憎この時はパニックに陥っている
ひたすらに両腕を動かして海の中に出たいことしか考えられなかったのだ
『(苦しい……!)』
息苦しく、冷たい夜の海は私から体力と体温を奪っていった
もう動けなくなり、身体は沈んでいく
『(誰か、助けて)』
ボロボロと涙が溢れ、海水に溶けていく
最後の悪足搔きとばかりに腕を伸ばし、ふっと意識が無くなろうとするその時……
『もうだいじょうぶですよ』
「ッ!」
ふと息が出来るようになり、手を優しく掴まれて驚きに目を見開くと
「(キレイ……!)」
そこには、神様がいた
・流星隊も出て来ます執筆状態:連載中
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キョムキョムプリン - な、なんだこの深海くんと森沢くん推しの胸を集中攻撃していく素晴らしい作品は……!!!続きが気になります!更新頑張ってください! (2021年3月27日 11時) (レス) id: 83c85b0a0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空白 | 作成日時:2021年3月27日 7時