にゃぁ 霧野side ページ48
「ニャー?」
「ん。猫さん居たかと思ったらいなかったの。だから降りれない」
ああ、把握だ。猫の鳴き声が聞こえて木に登ったはいいものの、結局降りれないという例のアレか。
「猫の鳴き声なんて本当に聞こえたのかー?」
半ばからかうようにいうと怒ったように”居たの!”と言われた。
「で、降りないのか?」
「降りれないって言ってるでしょぉ」
高い所が怖くないのか細い木の枝の上に立つA。枝の先端はミシミシ言ってるし・・・この高さでも落ちたら大変だ
「しょーがないな。ホラ、受け止めてやるよ」
「え?」
「飛んでみ?大丈夫だから」
両手を広げ、Aを呼ぶ。あんな細くて小さな身体くらい受け止められる自信あるし
「いーの?」
「ああ。思いっきり飛んでいーぞ!」
いーぞ、と言い終わらないうちに俺めがけてジャンプ。首に上手く腕を絡ませるように抱きついてきたAだが、掛け声も何にもなく不意打ちだったので・・・
「ってぇ・・・」
「だいじょーぶ?」
背中からAと一緒に倒れこんだ。
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ちーっす。俺だよ☆
僕は元気です。皆様、有難う御座います。
嬉しかったです
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作者名:ろみあ | 作成日時:2012年3月11日 11時