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もう一回、ね。 ページ49
「ああ、平気・・・え？」
「・・・っ」
俺の胸に顔を埋め、拳を握りしめるAの姿。怪我をしたのだろうか、とも考えたけれど痛みなんか感じるはずもない
じゃあ、何でだ？
「い、痛かっ・・・た？」
「ん。痛い。痛いの」
「ちょ。え？何で？」
一度しっかり俺に目を当てて、それからまた逸らし顔を埋める。理由とかを行ってくれなきゃわかんないよ、A。
「霧野、痛いでしょ」
「は？」
「ココと、ココ。」
Aが指しているのは背中と左胸。心臓とかどこも痛くないんだが
「ナカ。痛いよね。仲直りしてくれるの？」
「痛くないけど・・・仲直り、しよって」
やっぱ分かるんだ。
「ごめん。やっぱ痛い」
「・・・A人の気持ちは分かるから」
仲直りだね 作者からのお話もある 追記（４月１８日）文字数オーバーだったので最後まで書けなかったけど→←にゃぁ 霧野side
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作者名：ろみあ | 作成日時：2012年3月11日 11時
