検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:278,607 hit

No.32 ページ33

貴女side






泣いて……泣いてる、ね





「そうだね、自分でもよくわかんないや。




でもわかることは、









今コノハがここにいたらいるだけ、余計苦しくなるってことだよ 」









コノハがピクリと動く。







そのあとに、また私を惑わすあの表情。









この短期間に沢山みた、









哀しそうな表情









「帰って。」







私は静かに訴えた。









コノハは口をきゅっと結んで、開いて、けどやっぱり閉じて、扉に向かって歩いていった









コノハ「ごめんね…





でも、また来るから…!」









「…」









パタン









「………







……来なくていいのに」









私は、自分でもよくわからない気持ちを無視して目を閉じた。

No.33→←No.31



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (586 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
647人がお気に入り
設定タグ:カゲプロ , 裏切り , 後悔
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年4月14日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。