No.22 ページ23
貴方side
…チュンチュン
「…ん」
晴天を知らせる鳥の囀りと朝日の明るさで私は目を覚ました。
___昨日
あのあとメカクシ団が帰ったのを確認した私は、ベッドに寝転がり、そのまま寝てしまったらしい。
小さな卓上カレンダーをチラッと見る
「…今日はバイトか…」
今日は朝8時から夕方16時までバイト。
8時間は疲れるけど、間に休憩もあるし、まあなんとかやってる。
チラッ
…今は朝の6時43分。
少し早めに目が冷めたな、と思いながら昨日買ったパンを口に運ぶ。
しんとした中の一人でのご飯。
そんな中でふと昨日のコノハの言葉を思い出す
「…毎日ここに来る…ね。
来たってきっと、何も変わらない。」
いや、そもそもわざわざ来たりしないだろう
どうせその場で咄嗟に出た
口だけの言葉…。
時計に目をやって
「そろそろ出るか…」
そう思って私はいつものヘッドフォンを首にかけて扉を開けたー…。
カチャ…
「…」
ほら
いないじゃない
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