３３本目 ページ35
一郎目線
アナウンスがかかるとAは帽子をかぶりなおす。
『はぁーめんど…じゃなくて、行ってくるね。』
言い直せないところまで行って言い直した。
一郎「気をつけろよー。」
Aを目で見送れば、
一郎「三郎、お前Aに興味がでたのか？」
三郎「い、いやそういうわけじゃないですけど…。」
三郎はいつもこうだ。
自分より下に見ている人はとことん罵るが認めた人にはちゃんと敬意をもって接する。
二郎「きっとそうだよ兄ちゃん。こいつAに話しかけてやんの。」
三郎「黙れ二郎。しかもAさんを気軽に呼び捨てにするんじゃない。」
二郎「Aもいいって言ってただろ。」
一郎「ハイハイストップ。」
俺は２人の言い合いを止める。
だけどよかった。
Aと弟たちが仲良くすれば俺もあいつと会う機会が増えるだろう。
…って、何考えてるんだ俺は。
Aは恋愛対象じゃなくて姉というか…。
ぐるぐると考えが回る。
その時、
『はぁーい、こんにちは、各ディビジョン代表のみなさん！』
Aの声が会場に響く。
すると大きなビルにAの姿が映し出される。
「おい！Aさんだぜ！」
「やっべー！写真より可愛くね？？」
ざわつく男たち。
そういや聞いたことがあるな…Aにはファンがたくさんいるって…。
『はいはい、ざわつかないざわつかない。いくらバトルが楽しみでも、まだまだ時間はあります。』
Aが嬉しそうにざわめきを沈める。
無花果「そんなのはいいから早く本題を話せ！」
げ、勘解由小路無花果だ。
『ごめんなさーい。』
Aはぺろっと舌を出すと司会用マイクを構えなおす。
テンションが高い。
『まあ、本題なんですけれども、今日は皆さんディビジョン受付をここにしに来ましたよね？』
だが次にAの口から放たれた言葉は衝撃的なものだった。
『今からディビジョンバトルまで、皆さんにはここ、中央区で生活してもらいます。』
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
二郎のキャップ
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こいすちょう(プロフ) - kajiyuuki0403さん» すみません。また左馬刻さんの漢字を間違えておりました。 (2019年4月19日 0時) (
レス) id: 752863436d (このIDを非表示/違反報告)
kajiyuuki0403(プロフ) - 推しの名前間違えてて残念 (2019年4月19日 0時) (レス) id: 3dc43b1f51 (このIDを非表示/違反報告)
こいすちょう(プロフ) - 楓花さん» リクエストありがとうございます！幻太郎ですね！了解しました！ありがとうございます！ (2019年4月17日 21時) (レス) id: 752863436d (このIDを非表示/違反報告)
こいすちょう(プロフ) - 拍流さん» ありがとうございます！リクエスト了解しました！バトルですね！リリック部分が不安ですが頑張ってみます！ (2019年4月17日 21時) (レス) id: 752863436d (このIDを非表示/違反報告)
楓花(プロフ) - 初めてリクエストします。幻太郎との絡みがとてもよかったので、もっと見てみたいです！どっかに出かけてみたりとか。これからも頑張って下さい！ (2019年4月17日 19時) (レス) id: e174764abd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こいすちょう x他1人 | 作成日時：2019年4月14日 18時
