66.君じゃない ページ17
カノside
「能力⁉一体なんの」
なんのことか聞こうとしたとき、ドンっと体を押された。
「お願いだ…！私…から！逃げてく、れ…うぐぅ…っぐ…も、だめ…」
「A‼‼」
Aはそう言うとしばらくの間俯き再び顔を上げた。
が。
その目は赤く染まっている。
「…う…あーよし。」
「A?」
「あっ…ごめんなみんな。心配かけた。私はもう大丈夫だ」
「よかったぁ…ってさっきの大丈夫？Aちゃんなんか私から逃げてくれとか言ってたよ？」
「大丈夫だよマリー。あのときちょっと混乱してて。助けに来てくれてありがとう」
何だろうこの違和感。AがAじゃないような…
「本当に大丈夫？僕のこと誰だか分かる？」
「何言ってんだカノだろう」
そういうとハハと笑った。
…引っかかったな。
僕は一歩ずつソレに近づくと目をジッと見つめて言った。
「Aは…僕のことをクロっていうんだ。引っかかったね、真木田」
「！！」
「やるな…欺く…！」
そういうと真木田は拳を僕へと振りかけた。
だが、所詮今は女の子の体だ。簡単に避けれる。
「やだなぁ、Aの姿で殴りかかってこないでよ。って何でAの体乗っ取れてるワケ？」
「俺の能力だ。この体だだと、分は悪いがお前らも手を出せないだろう？」
「いい加減にしろ！どうでもいいからさっさとAに体を返しやがれ！」
シンタロー君がそう叫ぶと真木田はニヤリと笑った。
「そうだなぁ。確か、お前は変えると中学時代からの友達だったか。
お前からにしようか、なぁ。シンタロー…？」
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イヲ(プロフ) - うさたまさん» 返信遅くなりすみません！ありがとうございます！どうぞ連打してください！←ぜひぜひ続編の方もお願いします♪ (2017年12月7日 21時) (
レス) id: c5f913bfc1 (このIDを非表示/違反報告)
うさたま - 一番右の星を連打したいです。(訳:とっても素晴らしい作品でした。) (2017年10月12日 23時) (レス) id: 95e6190023 (このIDを非表示/違反報告)
イヲ - かぼちゃプリンさん» キド「マリーの言う通りだ。むしろそれ以外の選択肢がない」真木田(ヤバイコイツら…ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ (2016年8月15日 18時) (レス) id: 7caa43ddd6 (このIDを非表示/違反報告)
かぼちゃプリン - マリー「フルボッコ！フルボッコ！」セト「マリー…いつそんな言葉を…」 (2016年8月15日 16時) (レス) id: e353d0f19c (このIDを非表示/違反報告)
イヲ - コユさん» bokoboko★にしましょう★応援してくださりありがとうございます！とっても嬉しいです〜 (2016年8月5日 15時) (レス) id: 7caa43ddd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イヲりんぱな x他2人 | 作成日時：2016年7月26日 8時
