50.事件？ ページ1
カノside
ただいまの時刻は6時だ。そしてAにメールを送ったのは12時頃のこと。
「A遅いなぁ…」
「Aさんがどうしたんすか？」
僕の独り言にセトが反応する。
「いやぁさ、12時頃に今日は来るのっていうメール送ったんだけどさ…それがいつまで経ってもこないんだ。電話も何回かかけたんだけど」
「もう6時っすし…今日はこないんじゃないすかね」
そのセトの言葉に意外な人物が口を開いた。
「え、Aさんこないの？」
「ん？ヒビヤ君Aと約束でもしてたの？」
「いや、僕じゃなくてモモが…勉強教えてもらうって言ってたけど」
ますますおかしい。まだ短い時間しか一緒にいないのは事実だけどAは約束を守らないような子じゃない。
「キサラギちゃん！Aに勉強教えてもらう予定だったて本当？」
Aの代わりか、シンタロー君に勉強を教えてもらっているキサラギちゃんに問う。
「うぅ、そうですよ。A先輩に教えてもらう予定だったのに…よりによって頭良すぎて何言ってんのか分からないコミュ障お兄ちゃんに教えてもらうなんて…うぅ」
「おまっ…！教えてやってんのにそれはねーだろ！？」
「だって本当のことじゃない！」
「シンタロー君、えーっと…12時頃にA送ったメールが未だ返ってこないんだけど。そんなのよくあることだった？」
「え？いや、少なくとも昔はそんなことなかったぞ？…よく考えればあいつが約束破るのも珍しい…なんかあったのか？」
「いや、なにかあったのかは僕もよく分かんないけど、たしかにそういう子じゃないよなぁ、って思ってさ」
僕がそう言うとキサラギちゃんがハッと何か思い出した様な顔をした。
「そういえば先輩…昨日から悩みごとしてた様な。確か…能力とか私達の周りの事とか」
「何かに巻き込まれたとかじゃねぇよな…」
「…もう本人に直接聞いてこようかな。能力関連の悩み事なら僕達にも相談できることもあるだろうし、メールも電話もダメだからね…どう？シンタロー君たちも来ない？」
「先輩の家！？行きたいです！あわよくば漫画見せて貰いたい！」
「じゃあ決定だね。セトちょっと僕ら出かけてくるから！」
「うっす！気をつけて！」
「それじゃぁ行こうか！」
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イヲ(プロフ) - うさたまさん» 返信遅くなりすみません！ありがとうございます！どうぞ連打してください！←ぜひぜひ続編の方もお願いします♪ (2017年12月7日 21時) (
レス) id: c5f913bfc1 (このIDを非表示/違反報告)
うさたま - 一番右の星を連打したいです。(訳:とっても素晴らしい作品でした。) (2017年10月12日 23時) (レス) id: 95e6190023 (このIDを非表示/違反報告)
イヲ - かぼちゃプリンさん» キド「マリーの言う通りだ。むしろそれ以外の選択肢がない」真木田(ヤバイコイツら…ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ (2016年8月15日 18時) (レス) id: 7caa43ddd6 (このIDを非表示/違反報告)
かぼちゃプリン - マリー「フルボッコ！フルボッコ！」セト「マリー…いつそんな言葉を…」 (2016年8月15日 16時) (レス) id: e353d0f19c (このIDを非表示/違反報告)
イヲ - コユさん» bokoboko★にしましょう★応援してくださりありがとうございます！とっても嬉しいです〜 (2016年8月5日 15時) (レス) id: 7caa43ddd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イヲりんぱな x他2人 | 作成日時：2016年7月26日 8時
