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34話 ページ36

『それではお先に失礼致します』

国「おう、気を付けて帰れよ」

賢「お疲れ様でした」

敦「また明日、Aさん」

『ええ、また明日敦様』

太「一寸待ってAちゃん
私が家まで送ってあげよう」



太宰がAの右腕を掴む



『えっ?
大丈夫ですよ太宰様
通い慣れてますし...まだ夜でもないですし...』

太「否 もうじき夜が来る
それに最近殺人事件が多いからね心配なのだよ」

『でも...迷惑では?』

太「そんな事は無い
Aちゃんみたいな可愛いお嬢さんの為なら私はなんだってするさ」

『可愛くないです!
でも...殺人事件は怖いですね...
ではお願いします』

太「お安い御用さ
────と云うことで国木田君
私もここで退散させて貰うね」

国「くっ...
Aの為だしょうがない
その代わり、明日は早めに出社するんだぞ!」

太「はーい」



この時探偵社の全員が思った
絶対遅刻して来るだろうと





〜帰宅中〜

太「ほら、私が云った通り直ぐに夜になった」

『ほんとですね...
なんか怖いです』

太「安心し給え
私が付いているよ」



と云いAの左肩に手を置く太宰



『いっ...!?』



痛いと云いかけ顔を歪めるA
その様子を判っていたかの様に見る太宰



太「Aちゃんこっちに来て」

『えっ?そっちは私の家じゃありませんよ?』

太「良いから...」



Aの右手を引っ張って行く太宰
暫くして着いた場所は



『此処って...探偵社員の寮ですよね?』

太「嗚呼、そうだよ
さ、入り給え」



と云ってドアを開ける太宰



『否、こんな時間にお邪魔するなんて迷惑が掛かるので!!』

太「大丈夫さ
それに君に聞きたい事があるんだ」



Aの背中を押して中に入れる太宰



『聞きたい事...ですか?』

太「うん
とっても大事な事なんだ」

『そうですか...判りました
お邪魔します』

35話 (太宰side)→←作者から



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沙月(プロフ) - 眼帯無駄遣い装置さん» 本当ですか!?楽しみにしてます!w (2019年3月18日 21時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
眼帯無駄遣い装置 - カゲロウ(酸性)さん» ありがとうございますぅぅぅぅぅ(( これからも頑張ります! (2019年3月18日 10時) (レス) id: 34e63f959e (このIDを非表示/違反報告)
眼帯無駄遣い装置 - 沙月さん» あー確かに笑ってそうですねw そうしようかなw (2019年3月18日 10時) (レス) id: 34e63f959e (このIDを非表示/違反報告)
眼帯無駄遣い装置 - xxvl6w6lvxxさん» すみません!急いでいたので間違えてしまいました!報告ありがとうございます!! (2019年3月18日 10時) (レス) id: 34e63f959e (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ(酸性) - 面白かったです!更新頑張ってください! (2019年3月17日 10時) (レス) id: 26ee7c4c14 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:眼帯無駄遣い装置 | 作者ホームページ:http://gokutozihen  
作成日時:2018年8月10日 16時

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