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13話 ページ15

一松side


兄さん達がトド松の元へ向かった後、俺はパソコンで奴らの事を徹底的に調べ始めた
そしたら恐ろしい事が書かれていた


『失敗をした者に後はない。冷たい地下牢で暗殺されるのを待つばかり
このファミリーには助け合いなんてない。全て自己責任、ボスの命令通りに働く
命令に逆らおうものなら命はない』


「かなり物騒なファミリーだね」


一「うわっ!」


「んな驚くことねぇだろ…」


兄さんが見てたことに全然気が付かなかった。いつもなら気配とかに敏感なのに、集中しすぎだったか……


一「てかここ俺の部屋なんだけど…勝手にコーヒーメーカー使わないでくれる?」


「ああ悪い、なんか飲みたくなって」


A兄さんは笑いながらコーヒーを啜った。そしてパソコンの画面を見ながら何かを呟いていた。でもその声はかなり小さくて聞き取れなかった


pipipi…


一「携帯鳴ってる、出ないの?」


「ああ、ちょっと話してくる」


そう言うとA兄さんは携帯を片手に廊下に出た。その時 兄さんの表情が変わったことに気がついて、俺は何となく後をつけた


「はい、計画の方は順調に進んでいます。最新の情報は後ほど本部の方へ転送します
…はい、例の桃色には手を出さないようにお願いします。先ほど紫を残した各々がそちらに向かいましたが 今日のところは様子見で、姿が見えましたら桃色の解放を」


え、何の話…?兄さんは誰と話してるんだ……
計画とか情報を転送とか、それってまるで…っ


「それと、我々ファミリーのことをネットに上げている輩が居ます。その書き込みを即刻削除の上、書き込みをした人物を排除することを勧めます。報告は以上です」


我々ファミリー…って、さっき見てたのはネーロファミリーのことだし、
まさか…!

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雪松 - 気になる!続き待ってます! (2017年4月18日 7時) (レス) id: dcdf591039 (このIDを非表示/違反報告)
うみ - めっちゃ面白いです!続きが気になる…!応援してますヽ(´ー`)ノ (2016年5月24日 19時) (レス) id: 70217b8423 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年5月12日 12時

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