一松くん、白紙提出ですね。 ページ5
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高校３年になるとよく聞かれるのが「進路」について。無論それは私にも該当するわけであり、夏休み前のこの時期に私は担任との二者面談を受けていた。
こーゆー雰囲気好きじゃないのにな。
担任の鈴木先生の手元を睨みつけるしか私にはすることがない。
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鈴木「それで、高校卒業のあと就職するか進学するかなんだが」
A「あー……すいません、まだ決めてないです」
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私の返答に肩を竦める鈴木先生。
夢も目標も何もない私にとってこの質問は酷でしかない。夢も目標もないまま就職や進学をしても長続きするわけがないし、何より楽しくない。
しかし何もしないというのは私の中での選択肢には存在していない。はて、どうしよう。
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鈴木「進学は一応卒業後でも可能といえば可能だが、就職はどうしても時間が関係してくるからなあ」
A「はい、すいません……」
鈴木「何か今したいことはないのか？」
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鈴木先生が苦笑いでそんな質問をぶつけてくる。気休めか何かだろうか。
とりあえず今私がしたいことを考えてみる。お菓子食べる？んー、なんか違う。あとは……
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A「あ！！」
鈴木「お！なんかあったか！」
A「一松くんと駅前に出来たクレープ屋さんに行きたいです！」
鈴木「勝手に行っとけ」
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Bee ウルフ(プロフ) - 初コメ失礼します！作者様のペースでいいと思いますよ！がんばってください！ (2019年12月12日 20時) (
レス) id: c355d16930 (このIDを非表示/違反報告)
レミリア(プロフ) - この物語とても面白いですね！見ているだけでにやけてしまいます。 (2017年12月29日 15時) (レス) id: 8e9961abf9 (このIDを非表示/違反報告)
きるあ - 1 ですね！ていうか、キスのイッティかっこよすぎます！頑張ってください！応援します！ (2017年12月19日 1時) (レス) id: 43acd54f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - �△�いいです！ (2017年12月17日 18時) (レス) id: 0b0ae23cc2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒト - �，任垢諭� (2017年10月15日 19時) (レス) id: d81795168a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れなそば
| 作成日時：2016年5月10日 10時
