一松くん、茨の道を進みましょう。 ページ31
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ふたりが落ち着いた事を確認してから、また重い口を開く。
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A「花嫁修業っていうのは、政略結婚のためです」
カラ松「せ、政略……？今時そんな事があるのか？」
A「私の家って実は結構な名家らしいんですよね。本来長男が継ぐべきなんですけど、生憎女の子しか産まれてこなくて……そこで私です」
十四松「ちょっと待って」
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ここまで話して、真面目な顔をした十四松くんに遮られる。……うわ、今の顔一松くんにそっくりで思わずドキってしちゃった。
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十四松「男がいないのは仕方ないと思うよ？でもさ、Aちゃんってお姉さんいたよね？こーゆーのって普通お姉さんが継いだりしない？」
A「ああ、それは……」
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翼くんには私と違って、ちゃんとした目標もある。
それを叶えられる程の力も持っている。
それを政略結婚でダメにするくらいなら、私は甘んじて茨の道に進むだけであって。
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A「私が適任なんですよ」
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ああ十四松くん。お願いだからそんな悲しそうな顔をしないでください。
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一松くん、歯車が動き出します。→←一松くん、静かになりましたね。
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Bee ウルフ(プロフ) - 初コメ失礼します！作者様のペースでいいと思いますよ！がんばってください！ (2019年12月12日 20時) (
レス) id: c355d16930 (このIDを非表示/違反報告)
レミリア(プロフ) - この物語とても面白いですね！見ているだけでにやけてしまいます。 (2017年12月29日 15時) (レス) id: 8e9961abf9 (このIDを非表示/違反報告)
きるあ - 1 ですね！ていうか、キスのイッティかっこよすぎます！頑張ってください！応援します！ (2017年12月19日 1時) (レス) id: 43acd54f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - �△�いいです！ (2017年12月17日 18時) (レス) id: 0b0ae23cc2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒト - �，任垢諭� (2017年10月15日 19時) (レス) id: d81795168a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れなそば
| 作成日時：2016年5月10日 10時
