一松くん、お前なんて嫌いだ。 ページ24
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〜一松side〜
勿論授業なんて受けれるような精神状態になれるはずもなく、俺は即効早退した。家に帰っても母さんの姿は見当たらず、俺は声を殺して泣いた。どうしようもなくて悔しくて、とりあえず泣いた。
俺みたいなクズに愛想尽かした？俺に飽きたのかよ、なあ、答えろよ。
制服も脱がずに二階の部屋で一人体育座りをして考え込んでいれば聞きなれた一つの足音。
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カラ松「……一松」
一松「……」
カラ松「……安城もきっと何か理由があって、」
一松「テメェに何がわかるんだよ！」
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何故ここにコイツがいるかなんてそんな事どうでもいい位に俺は振りかぶった。
コイツの襟首を容赦なく引っ掴む。そんな見透かしてるような目で見るな、そんなの、もっと自分が惨めになるだけだ。
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カラ松「一松だって分かってるだろう？安城がお前を裏切るようなことをするgirlじゃない事なんて」
一松「うるせえ！！黙れクソ松！！」
カラ松「とにかく今は泣けばいい。辛いなら泣けばいい。さあ、全て流してしまおうか。松野家に生まれしこの次男が傍にいてやるぜ？」
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そう言って俺の頭を撫でるコイツの手の動きに合わせるように目からは熱いそれがとめどなく流れてくる。
昔からコイツは嫌いだった。誰よりも俺のことを理解して、時に自分自身よりも俺のことを理解しているコイツが。
……カラ松『兄さん』なんて、やっぱり嫌いだ。
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Bee ウルフ(プロフ) - 初コメ失礼します！作者様のペースでいいと思いますよ！がんばってください！ (2019年12月12日 20時) (
レス) id: c355d16930 (このIDを非表示/違反報告)
レミリア(プロフ) - この物語とても面白いですね！見ているだけでにやけてしまいます。 (2017年12月29日 15時) (レス) id: 8e9961abf9 (このIDを非表示/違反報告)
きるあ - 1 ですね！ていうか、キスのイッティかっこよすぎます！頑張ってください！応援します！ (2017年12月19日 1時) (レス) id: 43acd54f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - �△�いいです！ (2017年12月17日 18時) (レス) id: 0b0ae23cc2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒト - �，任垢諭� (2017年10月15日 19時) (レス) id: d81795168a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れなそば
| 作成日時：2016年5月10日 10時
