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「 おい〜っす 」
マネージャー運転の車で現場入り。
車を降りた途端 、凛月くんが私を見つけてふらふらと眠そうに歩きながらやって来た。
『 おはよう 、! 』
「 ん 、一緒に監督に挨拶行こ 」
その言葉に頷いて隣を歩く。
これ以上惚れたら仕事に影響が出てしまうのに 。
こうして歩いてるだけで押し潰される心臓は
現役女子高生のままだ。
「 髪おろしてるの珍し 」
『 あ、の 、寝坊して髪結べなくて 』
仕事中は髪をヘアメイクさんにしてもらうとき
ポニーテールやお団子、ツインテールなど
あまり髪はおろしてなかった 。
少しでも私のことを見てくれてたことが嬉しい。
「 おれはこういうのすき 、なんか無防備な感じで 」
その瞬間思わず顔を逸らした 。
私は今、ぷしゅーと音を立てて顔から湯気が出ているに違いない。爆発的に上がる体温に苦しいほど締め付けられる胸。
「 そういう表情もおれだけに見せといてよ 」
小悪魔の羽でもついてるみたいに意地悪にときめかせる。
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陽加里 - もう(〃∇〃)凛月可愛すぎる(≧∇≦)最高!! (2018年2月12日 13時) (レス) id: 8364689737 (このIDを非表示/違反報告)
白城あろ(プロフ) - 蒼白悠姫さん» コメントありがとうございます!最高と言っていただけて本当にありがとうございます。更新頑張ります! (2018年2月11日 23時) (レス) id: 411fdf32c4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼白悠姫(プロフ) - とってもきゅんきゅんします!!凛月好きなのでとても最高↑↑です!更新頑張ってください!! (2018年2月11日 23時) (レス) id: 1a0b0bab16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白城あろ | 作者ホームページ:
作成日時:2018年2月11日 19時