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目×67 ページ28

場違いな明るい声を迎えに、火神くんは教室の外へ

気を引き締めなければ、と落ち着けば扉が開く

火神くんが連れてきたのは一人の男の子



火神「黒子、準備いいか。こいつ挑戦したいみたいだからさ、次も熱い対戦よろしくな!」

「あ、お兄さんが対戦する人?よろしくお願いします」

黒子「こちらこそ。ルールの説明をするので、中へどうぞ」

「へ――!かっこいい〜!」



明るい少年だ

良い感じで楽しめそうだ


火神くんは、また外で待機してもらう



黒子「これから僕とこの真ん中にあるゲームで対戦してもらいます。
敵をたくさん倒してポイントを多くとった方の勝ちです。簡単でしょう?」

「へぇ〜、面白そう!あの人はいないみないだけど…。どうする?たっちゃんやってみる?」

黒子「そうでしょう?……ん?たっちゃん?」

「うん。面白そう」



"たっちゃん"という言葉を認識すれば、少年の隣に別の少年が現れる

現れる……いや、元からいたのか…?



「あれ、お兄さん意外に驚かないね?」

黒子「えぇ。僕は人より影が薄いので、慣れたようなものです」

「そっか!たっちゃんも存在感が薄いんだよ…って痛い!」

「すみませんお兄さん。早く始めましょう」

黒子「…ですね。奥の席へどうぞ」



かなり近い距離まで気が付かなかった

端正な顔立ち。微笑んでるようで目が笑ってないような……

……気にせずいきましょうかね



黒子「ゲームの難易度が設定できますが、どうします?」

「普通でお願いします」

黒子「わかりました。…それでは始めましょう」



今はゲームに集中だ

最初に最高難易度はやってしまえば、普通はかなり簡単だ



「わっ」



普通にゲームし、普通に驚く

やはり僕の考えすぎでしたか



黒子「(差をつけないにと手加減してきましたが…。残り30秒。これなら――)」



油断していたのがいけなかったのか

それとも本当に超常現象なのか



――僕の周りにいる敵だけ、次々と消え始めたのだ




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猫苺(プロフ) - 待ってましたー!更新楽しみにしてます! (2015年3月17日 12時) (レス) id: c342f71c4d (このIDを非表示/違反報告)
ルキア - うはぁー。はよむっくんあいたーい。///////////そして、展開楽しみです!更新頑張ってください! (2014年9月29日 0時) (携帯から) (レス) id: 1cd686b220 (このIDを非表示/違反報告)
猫苺 - やばぁぁぁぁい!めっちゃ展開気になるぅぅぅぅぅぅぅぅ! (2014年5月6日 2時) (レス) id: c92fbee8a6 (このIDを非表示/違反報告)
猫苺 - 夕景イエスタディ楽しみにしています! (2014年4月29日 8時) (レス) id: 519ab60cf8 (このIDを非表示/違反報告)
エネ&高尾 大好き - 木吉先輩出してほしいです! (2014年3月4日 1時) (レス) id: 748ff9fc07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:弱虫道化師 | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/amasigure  
作成日時:2014年2月2日 16時

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