第26話 ページ27
*トド松
『ごめんね…トド松。うまく出来なくて…』
Aの頬をツゥと涙が何度もつたい流れ落ちる。
僕はそんなA見て…悲しそうな顔をした。
僕がAをこうさせてしまった…。
追い詰めてしまったんだ…。
ごめん…ごめんね…。
・
・
・
「いやいやいや!!ちょっと待って!??
さっきの流れから何でシリアス!?!?」
空気の読まないチョロ松兄さんのツッコミはスルーする。←
『ごめんね…トド松。うまく出来なくて…』←
「スルー!??スルーなの!?!?」
うるさいチョロ松兄さんの口を後ろから十四松が塞ぐ。
沈黙をやぶったのは僕…
「バカじゃないのっ!!!」
僕は怒っているように眉間に皺を作っている。
別にAに怒っているわけじゃない。
ただ無力な自分に…
ここまで追い詰めた僕に怒ってるんだ。
「何でそんなことするの!?
“また”僕の前から消えて…僕を独りにするの!??
自分の気持ち殺そうとしないで…っ!!!
なかったことにしようとしないで…っ!!!!
僕はAが居なくなる事なんて願ってない…!!!望んでない!!!
僕の幸せ願うなら…
僕に笑ってほしいんだったら…
僕の傍でずっと笑っていて!!!!
それが僕の願い…望みだから!!!」
ポロポロと僕が叫べば叫ぶほど…目から溢れてくる涙。
Aの目からも…。
これが初めてAに言った僕の本音。
ほとんど言わない自分の事。
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自由♪ - レベル低いですが、宜しくお願いします。 (2016年6月23日 20時) (レス) id: 8246413aee (このIDを非表示/違反報告)
自由♪ - ありがとうございます♪ (2016年6月23日 20時) (レス) id: 8246413aee (このIDを非表示/違反報告)
美扇(プロフ) - 自由♪さん» 了解です! (2016年6月23日 20時) (レス) id: d0126c5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
美扇(プロフ) - 自由♪さん» そうなんですか! (2016年6月23日 20時) (レス) id: d0126c5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
自由♪ - 美扇さん。パズ松さん申請中にしました。宜しくお願いします。 (2016年6月23日 20時) (レス) id: 8246413aee (このIDを非表示/違反報告)
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