一部始終 斎藤side ページ6
屯所に戻ると、中は慌ただしく人が駆け回っていた。
俺は担架を隊士に預け、土方さんのもとへ走った。
斎「山南さんが・・・Aを自分に近づかせるな、と・・・」
土「？？？？？？？」
土方さんもどういういみかまったくわからないらしい。
斎「とにかく、近づけるな・・・と」
土「・・・わかった。」
わからないなりにも何か行動を起こしてくれる。
土方さんのそんなところを俺は尊敬している。
見ていると、土方さんは左之を手招きし、何やら話している。
そこに現れた、A・・・
３人の間に緊張が流れる。
左之は何気なくAの横に立った
Aはさっきの山南さんと同じ、何か思いつめたような顔をして、山南さんを見ていた。
・
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瞬間、Aの表情が変わった。何か決心したような・・・
そして、Aが山南さんに駆け寄ろうとしたとき、
ガシッ！！！
左之が腕を掴んで止めた。
振り向いたAは背筋の凍るような目をしていた。
が、結局山南さんが医務室に消えるまで、そのままだった。
その後、乱雑に腕を払ったAが何を言っていたかはわからなかったが、
・
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・
去り際に、透明な雫が散ったのは・・・
気のせいだったのだろうか。
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麒麟 - 花園ノエルさん！コメントありがとうございます☆これからも更新していくのでお願いします（^人^） (2015年10月11日 17時) (
レス) id: 5d7bbb9251 (このIDを非表示/違反報告)
花園ノエル - 更新頑張って下さい♪ (2015年7月8日 18時) (レス) id: dd53555f51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麒麟 | 作成日時：2015年5月12日 20時
