早口熱血漢×武闘派少女ってアリ？【早川充洋】

10**海常バスケ部ルール** ページ10

黄瀬「あの先輩、早川先輩に説明任せて大丈夫なんスか？」

笠松「はぁ？早川は２年だぞ？それくらい心配ねーよ。」

黄瀬「いや、そこじゃなくてっスね？早川先輩、ラ行言えない上に早口スから・・・」

森山「・・・聞き取れない？」

・・・

笠松「・・・盲点だった。」

小堀「まぁ、やっぱり蒼井にもう一度説明してもらえば・・・」


中村「大丈夫ですよ。浦城は早川の言葉理解できるんで。」


「「「「マジデ？」」」」







．








．








．








早川「んで、ここにぼー(る)をしまうんだ!!わかったか？」

泉「んー。」


えーと、洗濯、スポドリ作り、それとボールの整理に備品の管理にあともろもろ。

マネージャーってすることたくさんあるんだなぁー。


早川「泉。」


ん？まだあんの？

たくっ・・・

泉「何、早かw」



顔を上げると額に痛みが走った。

なに気に超イタイ・・・



泉「〜っ!!何するのよ、早川!!」

早川「デコピン。」

泉「そりゃわかるわよ!!そうじゃなくて、どうしてしたのかって聞いてんのよ!!」



早川「返事は、はいだ!!」



泉「・・・は？」

コイツはいきなり何言ってんだ？

いや、いきなりはいつものことだが・・・


早川「ここは海常バスケ部!!そんな返事じゃダメだ!!」

泉「は・・・はい。」


そう言うと、早川はニコニコ笑って、私の頭を撫でてくる。


ったく。小学生かっての。

でも・・・



早川の笑顔が昔のように可愛くて、振り払うタイミングを失ってしまった。

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