早口熱血漢×武闘派少女ってアリ？【早川充洋】

17**天才武闘派少女**笠松Side ページ17

笠松「うぇー。体中がいてぇ・・・；」


部活終了後の帰り道。

俺はいつも通り陽和とめずらしく、森山、小堀、中村と帰宅していた。

浦城は早川と自転車で先に帰った。ついでに言えば黄瀬はデルモ業(笑)へ行った。


陽和「ユキ大丈夫？」

笠松「おー、さっきよりは平気だ。にしてもあいつのマッサージすげぇな。」


これは本心。

だってマジですげー。俺の身体があそこまで動いたんだから。・・・一時的にだけど。


陽和「確かに。家が接骨院って聞いたけど・・・」

森山「そういやぁ、接骨院って柔道整復師っていう資格がいるらしいぞ。たしか柔道初段持ってれば有利だってネットに書いてあった。」

小堀「じゃあ、柔道でもやってたのかな・・・？」

中村「あっ、言ってませんでしたね。」








「浦城は、柔道及び空手共々、黒帯だそうです。」








・ ・ ・



「「「「ええええええええええぇっ!?」」」」





くくくくくく黒帯!?そそそそそれってめっちゃすげぇじゃん!!



中村「中１の時だったかなぁ・・・。その時黒帯とったって言ってました。当時は天才武闘派少女って呼ばれてたとか。」

小堀「えっ、なんでなんで柔道部入ってないの!?」

中村「さぁ？本人はメンドイからやめたって言ってました。」

森山「もったいなっ!!」


中村「で、早川も少し一緒にやっていたとか。」


「「「「え・・・マジ？」」」」

中村「はい。えーと、柔道初段だっけな？空手は1級止まりって言ってた気が・・・」

陽和「充分すごいよ；」

笠松「そもそも、一体どういう過程で習い始めたんだよ；」


中村「えーと・・・早川って昔からあんな感じでいじめられてたらしいんですよ。」


早川充洋
・早口
・ラ行言えない
・うるさい


笠松「あー、まぁいじりの対象になりやすそうだよなぁ・・・；」

陽和「納得。」


中村「それでそれをいつも浦城が庇ってきたんです。で、早川が浦城に憧れて習い始めたそうです。」


森山「・・・・・・ﾊｯ。いじめられっ子はモテる!?」

小堀「森山、自重しようか・・・。」

中村「流石にもうしてませんけど。早川曰く、『泉はおえのひーおーなんだっ！！』って自信満々に言ってました。」

笠松「普通逆だろ；」

森山「つか、マネが上手いww中村、もっかい。録音するからwwww」

中村「お断りします。」



wwwにしても・・・浦城“ も ”天才だったんだな・・・

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