142話 ゲーム機 ページ46
日寄子ちゃんとシュークリームを食べらながらたわいのない話をして過ごした。
《コハクのコテージ》
「キーン、コーン…カーン、コーン」
モノクマ「えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします…えまーじぇんしー、えまーじぇんしー！
オマエラ生徒諸君は、至急、ジャバウォック公園にお集まりくださーい！
ほら、急げっ！いち早くに来た生徒には、明日の晩に特製カレーライスを振舞っちゃうよ！
やれ急げっ！」
小白「なんでそんなに急かしてんの？
そんな事より…ジャバウォック公園に来いって事は、もしかして動機？」
仕方なく、モノクマの指示どうりに公園に向かった。
《ジャバウォック公園》
公園に着くと、嬉しそうにしている終里さんがいた。
終里「ひゃっほぅ！オレが1番だったぞ！
カレーはオレのモンだからなッ！」
(終里さんなら釣られるだろうと思ってたよ…)
ソニア「ですけど、何カレーか気になりますね！」
(ソニアさんもだった…)
澪田「カレーって聞くと急にお腹がすくのって、科学的に言うとなんて現象なんすかね！？」
九頭龍「くだらねー話で盛り上がってんじゃねーよ…頭悪過ぎだろ…おいっ、モノクマはどこだ！？
さっさと出て来やがれっ！」
モノクマ「はいはーい、お待たせしました！
ミラクルお待たせしました！」
終里「おい、モノクマ！1番乗りはオレだったぞ！
つまり、カレーの所有権はオレにあるッ！」
モノクマ「慌てない。慌てない。
モノクマ特製のモノクマカレーなら、明日の晩にちゃんと振舞うからさ。」
日向「モ、モノクマカレー…？」
モノクマ「正体不明の肉と萎れた野菜と謎のブランド米で作った超デリシャスなカレー！」
小泉「その素材から…デリシャスって言葉をまるで想像できないんだけど…」
小白「そんな事はどうでもいいから、モノクマがぼくらを呼び出したのはあそこにある物が関係してるんでしょ？」
モノクマ「さすが、神澤さん！
気付いちゃった？」
七海「あっ！これってゲームの筐体だよね？」
モノクマ「うぷぷ…その通りでやんす！
という訳で、お楽しみのレクリエーションタイムを始めたいと思いまーす！」
日向「まさか…俺達にゲームで遊べとでも…」
七海「ねぇ、ソフトは？
ソフトのラインナップは？」
(今度は七海さんが釣られた。)
モノクマ「用意したソフトは1本だけですが…珠玉の1本でございますよ。
だって、このボクが自ら制作したゲームですからね！」
日向「…は？お前が？」
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作者名：如月 | 作成日時：2019年3月26日 1時
