132話 トレーニング ページ36
《ドラッグストア》
ドラッグストアに入ると、案の定、罪木さんがいた。
小白「やっぱり罪木さんとしては、ここが気になったんだね。」
罪木「はわ…はわわわわわぁっ！
はいぃ、そうなんですぅっ！！」
小白「薬が沢山あるけど…種類が多くてどれがどの効果の薬かわからないなぁ。」
罪木「えっと…これだけの薬があれば、大抵の怪我や病気はなんとかなりそうですよ…うふぅ…元気が足りない時は言ってくださいねぇ。
いっぱい注射をしてあげますからぁ…いーっぱい、いーっぱい、注射をしてあげますからねぇえええ！」
小白「その時は、よろしく頼むよ！」
嬉しそうにしている罪木さんと別れ、次の場所へと向かった。
《ダイナー》
小白「ここはダイナーって言うのかぁ…」
(あれっ？あそこにいるのって…)
九頭龍「なんだ…テメー…」
小白「そんな怖い顔しないでよ！」
九頭龍「こっちはメシの途中だぞ！
あっち行ってろ、ボケ！」
小白「わかったよ…じゃあね。」
ぼくはそのままダイナーから出た。
《チャンドラービーチ》
ビーチに入るなり、澪田さんの叫び声が聞こえた。
小白「澪田さん、どうしたの？」
澪田「た、たいへんっすー！
かんじにへんかんしてるよゆうがないくらい、とりみだしちゃってまーす！」
小白「とりあえず、落ち着こうか。」
澪田「コ、コロシアイっすよ…またコロシアイが始まっちゃったんすよ…！」
小白「えっ！コロシアイ？
でも…どうみてもあれは…コロシアイと言うより、トレーニングに見えるけど…」
そして、トレーニング(？)を終えた弐大くんが言った。
弐大「…どうじゃ、思い知ったかぁ！」
澪田「げげー、決まったー！
弐大猫丸の必殺スーパーボディブローだー！
あれは即死だー！よくて余命5分くらいだー！」
小白「大袈裟だって…ねぇ、弐大くん、今のはトレーニングなんだよね？」
弐大「応ッそうじゃ……ってお前さんはぁああああああ！？」
小白「失礼だなぁ…人の顔見るなり、大声で驚くなんて。」
日向「おいっ！悲鳴が聞こえたけど、どうしたんだ？」
小白「あっ、日向くん！！
実は、弐大くんと終里さんがトレーニングしてたんだよ。」
日向「トレーニング？なんで急にそんな事を？」
終里「グググ…し、強いて言うなら…」
澪田「あっ、生きてた！」
弐大「そいつは、あの程度でくたばるようなやわなヤツではないわい…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：如月 | 作成日時：2019年3月26日 1時
