♯１０ ページ10
「Aーーッッ!!!」
雅治とブン太が学校に戻ってきた。
「うわッッΣΣ」
ブン太が私に飛び付く。
「昼ごはん食べようぜ」
「うん」
ブン太は記憶を無くす前より私を気にかけてくれるようになった。
ブン太に余計な心配かけちゃいけない。
ブン太は関係ない。
雅治も関係ない。
スベテを失った雅治は私の彼氏じゃない。
私と雅治を繋ぐのは部員とマネジャー、同じクラスってことだけ。
私が割りきれないからいけないんだ。
「何、ぼーっとしてんだよぃ?ぶつかるぞ」
ブン太の声で我に返る。
「何かあったのか??」
「何もないよ」
その様子を隣で眺めてる雅治。
「いちゃつくんも大概にしんしゃい」
「何だよぃ……。あ、俺とAが仲良いから嫉妬したんだろぃ??」
雅治の目が見開かれる。
「……そんなんじゃなか」
声色は怒ってる。
「ごめん、仁王君……」
雅治は私を睨む。
「…………」
雅治は無言で私達とは反対の方向に歩き出す。
「仁王、昼飯は??」
「１人で食べるぜよ」
雅治の後ろ姿を見送る。
「何だよ、仁王のヤツ………」
私は雅治とわかりあえないのかな??
「A、行こうぜ」
「え、うん」
「早く行かなきゃ幸村君に怒られる」
楽しそうなブン太。
私はまだ答を出せずにいた。
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凛樹(プロフ) - にゅんさん» 今ならいける!! (2012年10月23日 19時) (
レス) id: 229012fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
にゅん(プロフ) - 凛樹さん» 今いい? (2012年10月23日 17時) (携帯から) (レス) id: 9dfb39e29c (このIDを非表示/違反報告)
凛樹(プロフ) - 総音さん» 感動だなんてそんな…（´∀｀*）照れます! (2012年10月22日 21時) (レス) id: 229012fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
凛樹(プロフ) - にゅんさん» りょうかい（∀） (2012年10月22日 21時) (レス) id: 229012fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
にゅん(プロフ) - 凛樹さん» じゃあアドレス載せるから、コピーしたら消して!! (2012年10月21日 19時) (携帯から) (レス) id: 9dfb39e29c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛樹 x他1人 | 作成日時：2012年10月7日 21時
