♯１８ ページ18
保健室――
朝、いろいろあったせいで頭が痛い。
少し寝たらよくなるだろうと思って誰もいない保健室のベッドで寝ていた。
‘ガラッッ’
扉が開く音。
誰か来た。
毛布を少し深く被る。
目を瞑った。
そうすれば意識が薄れていく。
私は眠りにおちた。
真っ赤に燃えてる。
「助けて……」
小さな声で助けを求めるのは幼い私。
「いや…」
小さい私の瞳から流れ落ちる涙。
「ひとりぼっちはいや」
私には私の涙を拭う術などない。
私の瞳からも涙が流れていった。
「助けて…」
私の口から零れたコトバ。
「A」
誰かに名前を呼ばれた。
「………」
私の涙をそっと拭う。
「俺がいてる」
優しく笑った君は誰??
「もう大丈夫」
抱き締めてくれた。
安心する。
私は君を……。
「…………ッッ」
夢か………。
誰かの手が私の手を握っている。
「!!」
「………うなされとったんじゃ」
雅治だった。
気まずそうに顔をそむける。
「ありがとう、仁王君」
「雅治」
「え?」
「雅治。そう呼びんしゃい」
顔をそむけたまま話す雅治。
「ありがとう、雅治ッッ!!」
「元気になったなら俺は行くぜよ」
「………うん」
行かないでとは言えないから。
「雅…治………」
雅治は振り返ってくれなかった。
まるであの夢みたいだった。
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凛樹(プロフ) - にゅんさん» 今ならいける!! (2012年10月23日 19時) (
レス) id: 229012fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
にゅん(プロフ) - 凛樹さん» 今いい? (2012年10月23日 17時) (携帯から) (レス) id: 9dfb39e29c (このIDを非表示/違反報告)
凛樹(プロフ) - 総音さん» 感動だなんてそんな…（´∀｀*）照れます! (2012年10月22日 21時) (レス) id: 229012fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
凛樹(プロフ) - にゅんさん» りょうかい（∀） (2012年10月22日 21時) (レス) id: 229012fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
にゅん(プロフ) - 凛樹さん» じゃあアドレス載せるから、コピーしたら消して!! (2012年10月21日 19時) (携帯から) (レス) id: 9dfb39e29c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛樹 x他1人 | 作成日時：2012年10月7日 21時
