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第98Q ページ7

ー柚月sideー


笹島「えっと・・・まず…

ごめんなさい!」


そう言って笹島は勢い良くバッと頭を下げた。

え、


だってあの笹島だよ?


語尾に♡付けまくって小文字使いまくってたブリ子さんの笹島ですよ?



私「え。」


笹島「その・・・色々と…

ぶりっ子してあなたと赤司君達…
ううん、クラス人達との関係を私が壊しちゃって・・・本当に 私「大丈夫だよ」」


笹島「え?」


私「別に私はあなたを責めるつもりは無い。
確かに多少の怒りはあるけどその怒りの矛先を向けるのはあなたじゃない。」

笹島「・・・」


私「私が怒っているとしたら
今までずっと一緒に、
もしくは1年生の頃から一緒に過ごしてきた私よりも
たった半日しか一緒に過ごしていない転校生を信じたクラスメイト達だから」



笹島「あの・・・やっぱり

何度謝っても謝り切れないって事は分かってる。それでも・・・ごめんなさい…」



私「大丈夫だって
笹島サン…はさ、何でカッターキャーしたの?
あ、別に責めてる訳じゃないから大丈夫。何で?」


笹島「あ、あの・・・

私、二重人格…というか兄が死んでから悲しみとか辛さとかそういうのを忘れたくて…

それに

いじめられてたから・・・

もうそういう目にはあいたくなくて…

そういう事が私の身に振りかからないように
キセキの世代狙いっていう理由をつけてあんな最低な事した・・・
ごめんね。」



私「そっかー、やっぱりね〜
大丈夫だよ。人間なら誰しもが持つ感情だから。」


笹島「っ・・・ありがとう・・・!」


私「じゃあ今はもう本当のあなたなんだよね」


笹島「うん」


私「じゃあその髪型も?」


私は笹島のツインテールではなくバッサリ切られたボブショートの髪を指さして言った。


笹島「うん。そうだよ

今の私にはこれが1番合ってると思うから・・・」


私「うん

私もそう思うよ。」


そう言うと笹島はへへ、とはにかんで笑った。



いいじゃん



私は今のあなたのその笑顔の方が好きだよ。



・・・言わないけどね。





笹島「・・・それで…

今日わざわざここに押しかけたのはそれだけじゃなくて



私、夏休み明けたら転校するの。」

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ゆうり(プロフ) - パート2が見たいのに見れないです>_< (2019年6月28日 22時) (レス) id: c8208023dd (このIDを非表示/違反報告)
りんごウザギ(プロフ) - part2とpart4のページが見つかりません(´д`|||) (2019年3月6日 22時) (レス) id: 307bf86f5d (このIDを非表示/違反報告)
夏南(プロフ) - 夢華さん» ありがとうございます!頑張りますね!☆彡.。 (2018年3月30日 4時) (レス) id: 025b31181a (このIDを非表示/違反報告)
夢華 - これからからも更新頑張ってください! (2018年3月29日 16時) (レス) id: 3fedb0a791 (このIDを非表示/違反報告)
夏南(プロフ) - 美香さん» ありがとうございます!少しの間低浮上ですがよろしくお願いします! (2018年2月12日 20時) (レス) id: a2bca818e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏南ーカナンー | 作成日時:2018年1月1日 4時

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