一喜一憂な今日と言う日。 ページ37
私は何時も通り
洗濯をして、服を干す
今日が天気が良かった
陽ざしがとても温かく感じられた
不意に臨也様の声がした
「なんか今日は昨日に比べると暑いくらいだねえ」
と、私は後ろを振り向くと
臨也様がいた
「そ、そうですね…私は温かく丁度良い感じですが…」
と私は驚きながら微笑する
「そうかい、それは何よりだ。…でもちょっと喉が乾いたな、なにか冷たいもの用意して欲しいなぁ、何て」
と昨日の事など無かったように臨也は悪戯に笑う
私も同様、昨日の事は無かったかのように振る舞う
「あ、はい！！オレンジジュースが冷蔵庫にありましたし！してきますね！洗濯物を干すのも終わりましたから！」
と笑いベランダから出て扉を閉め臨也様を横切った
「…ほんと、嫌な顔ひとつしないね」
と私が行った後ボソッと臨也はそう呟いた
…
リビングの机にコップを置き
氷を二個いれた透明なコップにオレンジジュースを注ぐ
注ぎ終われば
机の前に座った臨也様にそのコップを寄せ
「どうぞ、お飲み下さいませ！！」
と笑みを私は向けた
「どうもありがと」
とオレンジジュースを一気に飲み干した臨也様
うっと唸った後「あー一気飲みしたら頭いたくなった」と苦笑した
「な、なりますよね、大丈夫ですか？」
「…うーん、あ、今治った
うん。大丈夫」
「よ…、良かったです」
と私は安堵し苦笑した
「Aちゃん」
「はい？」
「…やっぱりなんでもない」
「…？そうですか。何かあればまたいつでも言ってくださいね。あ、コップ洗ってきます」
と臨也様が何を言おうとしたか気になりはしたものの、気にしないようにしてコップをもってキッチンへと向かった
…
臨也は今自分が何を言おうとしたかを考えていた
何を言おうとしたのか
このAに
俺はこの少女に
特別なことを抱いてるのは理解できた
でも其に今は名前はつけられなかった
そう、あと一日
今日が終われば
あと一日になる。
その一日すら終わってしまえば
少女はこの世界から姿を消してしまうらしいから
それを拒みたいような拒みたいような
微妙な感情が生まれていた
元々、退屈しのぎでこの１ヶ月の間置くつもりだったけど
思いのほかこのAちゃんの存在は
不思議だとしか言い様がないほど
俺を含め周りの人の心の片隅にいるような存在を示していた。近くにいるのなら自然と声をかけてしまっていた
…
少女はどう思ってるんだろうか
ああ、そうだまだ少女が此処にいたいのか聞いてない。
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黒崎沙夜子。(プロフ) - れもんさん» 有難う御座います。そう云って頂いてとても津嬉しいです、！そんなとんでもないです！！恐れ多いです（（ 私の作品ごときが））でも有難う御座います！トリップしてみたいですね、、わかります（（ (2020年4月18日 21時) (
レス) id: 3fa1432a1c (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 凄く面白かったです！神作ですね。トリップしてみたい… (2020年4月15日 9時) (レス) id: 5f620a849d (このIDを非表示/違反報告)
黒崎沙夜子。(プロフ) - まだなんだか色々あれですが宜しくお願い致します。。 (2019年10月8日 22時) (レス) id: 3fa1432a1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒崎沙夜子。 | 作成日時：2019年10月5日 19時
