此からに続けて。 ページ35
「でも本当に、今となっては凄いです！！よく叩かれただけで済んだと思いますよ！セルティさん格好よかったです！また後々お礼を言いませんと！！」
と笑顔で話すA
「そうだね、また会えるときにでも、」
と臨也が笑って話すが
その雰囲気は何時もの雰囲気は違っているものがあった。
Aはそれに触れない
「でも、セルティさんを臨也様が呼んで下さったのですよね？！
有難う御座います！！お陰でセルティさんのバイクにも乗せてもらってセルティさんに抱きつけて、セルティさんの温もりを感じられましたよ！ふふふふ」
と笑うA
この少女、確かに怖がっていたのは事実だ
だが「楽しくなりそうだよ。」
と臨也が云った時から少女は
なんとなく判っていったのだ。
自分はこれから臨也様がなにか楽しむ為の
なにか道具にでもなるのだと。
案の定、その日からよくお外へと出掛けさせてくれた。
怖くて堪らなかった
でも、後には引けない
覚悟を決めよう。
どうせ私は……
)
と思い過ごしていたからだ
今日のあっという間に起きた事件すら
最早、助けられた、助けれてくれた
人達に感謝こそはするものの
自分が男達を何かされたと言えば
叩かれたくらいで。
でもそんなのは気に止めてない
それよりも。
少女は目の前の折原臨也様の事しか考えていないのだから。
…
臨也はそう答えたAに驚いていた
ただただ驚いた
確かに、この少女は変わっていた
でも普通に怖いことだってある。
ただ決定的に普通とは違ったのは
この少女はやはり、わかっていて覚悟を決めて今日迄いたのだと。
「それ、本気で思ってるの？…もうわかってるよねぇ？拐わせるように仕向けたのは俺だよ？
君が泣き叫ぶ所を見れたら、と思ったのに
全然楽しくなかったんだけど。
Aちゃんは怖がってたてのに。
何でかなぁ、ああ、泣いてないから？あ、泣いてくれない？じゃあ」
と何時も調子で笑う臨也は
何時にも増して何か違和感のある感じだ
「……まだ泣きませんよ。」
と呟くようにAが言う
「は？…今なんて、」
「臨也様」
「………なあに？」
「…
あと３日しかないのです、ですから
何時もみたいに嗤って下さいよ。私を。私以外を。」
とAは臨也から見た時
年齢とは結び付かないくらいの大人びた微笑を見せていた
臨也はただただ
その状況を飲み込み笑っていた
少女をただただ見て
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黒崎沙夜子。(プロフ) - れもんさん» 有難う御座います。そう云って頂いてとても津嬉しいです、！そんなとんでもないです！！恐れ多いです（（ 私の作品ごときが））でも有難う御座います！トリップしてみたいですね、、わかります（（ (2020年4月18日 21時) (
レス) id: 3fa1432a1c (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 凄く面白かったです！神作ですね。トリップしてみたい… (2020年4月15日 9時) (レス) id: 5f620a849d (このIDを非表示/違反報告)
黒崎沙夜子。(プロフ) - まだなんだか色々あれですが宜しくお願い致します。。 (2019年10月8日 22時) (レス) id: 3fa1432a1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒崎沙夜子。 | 作成日時：2019年10月5日 19時
