カゲロウデイズ‐１ ページ33
８月１５日の午前６時２２分。
都会に来たといえど、単にヒヨリの「荷物持ち係」としてきたので特に何もすることがない。
やろうと思えば、普段見れない都会の風景を堪能してみようとも思うが……。
一歩でも外に出てみろ、一瞬で天に召されておしまいだ。
ヒヨリはまだ寝てるし、ヒヨリの親戚の家を変にうろついていたら不審者と思われかねない。
昨日ここに来るまでにかなりヒヨリに悪印象を見せてきたというのに、さらに被害を拡大させてしまう。
そのために僕はベットの上で、なんやかんやと思考を凝らしている。
窓から見える、あのビルの窓の三角の赤い印はなんだろう、とか。
部屋にある、田舎ではお目にかかれないものを眺めたりしていた。
すると突然、「ガチャガチャ」と僕らがいる部屋のドアノブをいじる音が聞こえた。
――あいつか。
案の定、二分がかりでドアを開けたのは、あの白髪の青年だった。
そんな、午前６時４０分。
＿
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豆腐ちゃん - あさんそれは誰に向けてですか？ (2023年3月22日 19時) (
レス) @page19 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
あ - し、ね (2017年6月27日 14時) (レス) id: 350e8504f6 (このIDを非表示/違反報告)
矢野 ユリ - 頑張ってください。イラスト描こうかなぁと思うけど、やり方わかんないです。 (2017年3月31日 7時) (レス) id: 053764a0db (このIDを非表示/違反報告)
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