インビジブルガール.３ ページ4
スマホの『メール』の項目をタップする。
『妹の妹さん』
「うわっ！エネちゃん…いつからいたの…？」
反射的にメールのページを閉じる。
『え…？いつからって、妹の妹さんが起きる前からいましたけど…』
「…………………。」
『顔が青いですけど大丈夫ですか？もしかして、目玉焼きがのどに詰まりました…？』
「エネちゃん、メール読んだ…？」
『え？メールですか？毎日ちゃんと読んでますけど……、次は顔赤くなってますよ？』
「……エネちゃん、も……もしかして全部………？」
『あ、それってあれですか？プライバシーの侵―』
「ちがう!!お姉ちゃんの同級生で、たまたまあったりする機会があって、それで、仲良くなっ て……………、そう、と、友達みたいな！そういうこと!!!勘違いしないで!!」
『あれ…、妹の妹さん？』
「…………。」
『もしかして、怒ってます？』
「……うん。半分ね。もう半分は落ち込んでる」
『あ……じゃあ私はご主人の所の戻りますので』
「エネちゃん」
『なんですか急に……」
「お姉ちゃんがどこにいるかわかる？」
『え…？そりゃあ、４秒ぐらいあればできますけど……』
そう言ってエネちゃんはマップを開く。
すると、マップに小さい赤い点が表示された。
『いました！……えーと、どこかの路地裏ですね……』
「ありがとう、エネちゃん」
スマホをパーカーのポケットに入れる。
『……何やってるんですか？』
「ちょっと外出してくる。お兄ちゃんにも言っといて。」
『あ…分かりました』
私は、重いリュックを背負って家を出た。
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豆腐ちゃん - あさんそれは誰に向けてですか？ (2023年3月22日 19時) (
レス) @page19 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
あ - し、ね (2017年6月27日 14時) (レス) id: 350e8504f6 (このIDを非表示/違反報告)
矢野 ユリ - 頑張ってください。イラスト描こうかなぁと思うけど、やり方わかんないです。 (2017年3月31日 7時) (レス) id: 053764a0db (このIDを非表示/違反報告)
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