アヤノの幸福理論.２ ページ27
――だって」
全て計画を話し終えた。
当然、すべて騙されてこの事態を作ったのがアザミは悔しいといった顔をしていた。
願いを叶える能力【冴える】。
そして、何千年がかりの大きな計画。
この『カゲロウデイズ』の中は圏外ではなかった為、最近……というより二年前だけど、メル友の貴音さんにメールをした。
［計画］の全てを。
でも、返信はまだ来ていない。
兄弟お揃いのスマホを手にしながら、スマホの待ち受けになっている写真を眺めた。
メカクシ団が結成したあの日、
皆で集合写真を撮ったのが待ち受けになっている。
皆で目を隠して、人目を避けるメカクシ団。
また、あの日々に戻りたい。
笑顔で、日が沈むまで遊びたい。
今、皆は笑って暮らせていいるだろうか。
こんなにみんなの心配かけて、きっと皆怒るよね。
怒られるのも、私がここを出られたらだけど。
時間が進まない、この『オワラナイ世界』、カゲロウデイズ。
その真ん中で、私の頬を涙が伝っていった。
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豆腐ちゃん - あさんそれは誰に向けてですか？ (2023年3月22日 19時) (
レス) @page19 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
あ - し、ね (2017年6月27日 14時) (レス) id: 350e8504f6 (このIDを非表示/違反報告)
矢野 ユリ - 頑張ってください。イラスト描こうかなぁと思うけど、やり方わかんないです。 (2017年3月31日 7時) (レス) id: 053764a0db (このIDを非表示/違反報告)
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