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マダラの妹其ノ百二十二 ページ22

・・・・・・



ドッッッッッガシャアァーーーーンッ!!!



!この音は…鏡が割れたって事は…そろそろヤバい!



ピクッ



指が動いた……血が巡る、全身に力が漲ってくる!



クワッと目を見開いて体を急いで起こし、白にトドメをさそうとしていたサスケの腕を急いで掴んで止めた。

「ゴホゴホ……サスケ、大丈夫…生きてるよ」

「っ、シオン…!」

信じられないという目で私を見つめる。そりゃまあさっきまで血ィだら流ししてたもんね。

「お前ってば…」

ナルトは先程までの勢いはどこへやら、殺気は鳴りを潜め白を見つめたまま動かない。

「どうして…君は…」

「わざわざツボ突いて瀕死にするの…かなり手荒いっスけど 腕が良いんですね」

ここまで言うと二人は白が最初から殺す気はなかったのだと漸く気付いた。

サスケは両目に写輪眼を灯していたが赤が引いて元の黒目へと戻る。二人からは完全に戦闘の意思は消え、白は己の存在理由はなくなったと言い己の生い立ちを少しすずつ語り始めた。


優しい両親がいて、愛情を与えてもらい、豊かではなくとも…家族は幸せに暮らしていた。


しかし、ある時己の血に宿る力を父に見られてしまった。

父は母を殺し、あまつさえ息子である白をも殺そうとしたが………気づいた時には実の父を殺していた。


絶え間ない内戦繰り返していた霧の国では血継限界を持つ人間は忌み嫌われていた。


心当たりがあるサスケは苦い顔をする。


「…木ノ葉では他国では迫害を受けるだろう異端な能力者は差別される事はほぼないからね。

でも、大き過ぎる力は持てば恐れられ、嫌われ、排除の対象になるのはそう珍しくはないし…逆に特異なその能力を珍しがって コレクション(・・・・・・)にしようとする人もいるからね」

あのクソおっさんとかね。首の痣の恨みは忘れんぞ。



.

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レキ(プロフ) - mokaさん» コメントありがとうございます!良かった!ちゃんた画像が貼れた…(泣)。 (2019年12月18日 23時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - 一番下のリンクのやつが見れました! (2019年12月18日 22時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 今度こそちゃんと見れる! はず!! (2019年12月18日 8時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - mokaさん» ちゃんと申請したのに?!Σ(゚д゚lll) (2019年12月18日 7時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - イラストのページが見つかりませんって出ましたー(泣) (2019年12月17日 23時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レキ | 作成日時:2019年10月24日 7時

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