トリップ少女たちはうるさい

１５　休日！ ページ16

Aたちは京の街へ出ていた
三人はやっと土方から外出の許可をもらい、しかも
休日もくれたのだ

千加「…なんか凄いねー平成とはまた違う賑やかさだね!!」
貴方「んだねー。こっちの方が楽しいけど☆」
一恵「確かにね☆」

だめだ、いつものテンションになりつつある
やめよう。街のど真中で変なテンションになるのだけはやめよう

貴方「…ばらばらに動く？」
一恵「いいね。それ」
千加「迷ったら各自屯所帰る方式でww」
貴方「…つか絶対帰れねぇだろお前ら」
「「バレた？ww」」

バレタじゃねぇよ…

結局全員で行動することになった
また歩きだすとAが立ち止まった

一恵「？どーしたの？」
千加「おーい？」

次の瞬間には訳もわからず自分は走り出していた

「「ちょっA!?!?!?」」

今自分が何処へ向かっているのかもわからないのにただ無我夢中で走った
そして自然と足が止まったとこは凄い綺麗な景色の場所だった

千加「A！ゼェッゼェッ足はやっゼェッ」
一恵「置いてくなってゼェッゼェッゼェッ」

遅れてふたりも来る
千加たちもその景色を見て止まった
三人は声もあげず涙を流した

貴方「なんで…なんでかな？なんでこんなにも懐かしいなんて思うのかな？…」
千加「わかんないっ…でも…ここは…」
一恵「鼻水が垂れるよおおおおおおおおお」
「「オイ」」

どんな状況であろうとこんな感じだ笑
すると強い風がふいた

貴方「っ…!!」
千加「うばっ…!?」
一恵「あぎゃしっ…!!」

ふいた時、幻覚かなんなのかはわからないが見えたのだ
自分に似た小さな女の子達がここで遊んでいる光景を…
次の瞬間、三人はこれまでにないほどの頭痛に襲われた
ここでAたちの意識は途絶えた

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