365日 キミに贈る純愛歌

２。。 ページ2

『ただいまー』


玄関のドアを開けたときから香る

一也くんの匂い…

一緒に住んでるのに外から帰ってきたとき感じるのは一也くんの匂い



御「おかえり」


リビングから出てきたのはエプロンをした一也くん

まさか世間の注目の的がオフの日はこうしてエプロンをしてるなんて
ファンの皆さんは思ってもないでしょう…


御「はい、おかえりのちゅー」

『んｯ』


広げられた腕に包まれる


『今日…一也くんがご飯作るから…がんばってきました』

御「ははっ、おまえどこまでかわいいんだよw」


『だって！』

御「はいはい、手洗いうがいしてからリビング来いよ」


ポンッと頭を撫でて
私の荷物を持ってリビングに行った一也くん


『手洗いしなきゃ…』


いそいそと済ませて
リビングに急ぐ




『いただきます！』


パチンと手を合わせる



御「どーぞ」



目の前でニコニコ笑う一也くん



『…見すぎです』



なんか…食べにくい




御「だってすげーかわいいんだもん」




最近よくかわいいって言われる



『かわいくないですもん』



御「そういうとこがかわいいんだよ」



よくわからん( ¯•ω•¯ )




御「A、ついてる」


『……』



自分の頬をとんとんと叩く一也くん


『////////////…どこ？！』



御「もぉ、ここってば」



ペロって右頬を舐められた


『ｯ!!!!!!!!!!!!』

御「はっはっはっはっ、真っ赤！wwwww」


お腹を抱えて笑う一也くん

『か…一也くんのせいだもん…』

御「うん、ごめんごめん…俺が悪かった」


だから、お詫び



そう言いながら冷蔵庫から何かを取り出した



『？』

御「駅前のプリン」

『プリン！』


あ、やばい
機嫌直った←






御「今日倉持が買ってきてくれた」

『もっちーお父さん来てたんですか？』

御「おう、おまえに食わせてって」

『お家デートですね！』

御「いや付き合ってねーから」

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