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男の子が転送されてしまったであろう場所へ来てみると、やっぱりそこにいた。
…とは言っても、ガラスケースのような物の中に浮いている、という感じだった。
でも、鳴海さんがそれに触れると割れて男の子が出てきた。
その子を半ば引きずるようにしてミュージアムから出ようとしたとき。
タブー「逃がさないわよ」
誰かが後ろに現れた。
そして、大勢のマスカレイドドーパントも…
…ここから先は、あまり覚えていない。
マスカレイドドーパントが撃った弾丸が鳴海さんに当たる。
鳴海さんが倒れる。
泣き叫ぶ翔太郎と、翔太郎に帽子を託す鳴海さん。
物陰に移動する。
男の子が翔太郎に聞く。
「悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」
2人は、成り行きで、翔太郎の身体をベースに2人で1人のWに変身した。
建物が崩壊していく。
気を失っている男の子と一緒に落ちていく。
…私も、途中で気を失ったらしい。
気が付くと探偵事務所にいた。
「翔太郎。目が覚めたみたいだ」
翔太郎「よかった…A、大丈夫か?」
A「うん。…この子…もしかして、あの子?」
私の寝ているベッドの近くにある椅子に座っている男の子に目を移す。
翔太郎「ああ。フィリップだ。おやっさんから貰った名前らしいぜ」
コーヒーを飲みながら言う翔太郎。
A「へぇ…よろしくね、フィリップくん」
フィリップ「よろしく、Aちゃん」
…これが、私たちとフィリップくんの出会いであり、Wの誕生。
―私たちは、あの夜を"BIGIN'S NIGHT(はじまりの夜)"と呼んでいる―
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彩 - メラメラじゃなくてぞくぞくするねぇですよ (2016年9月10日 7時) (レス) id: 0bb2487d1d (このIDを非表示/違反報告)
ひな★(プロフ) - 悪魔たん × みるくてぃ ~さん» ありがとうございます(微笑)た、確かにいないですよね…(笑) (2015年7月23日 21時) (レス) id: 0891d72c0c (このIDを非表示/違反報告)
悪魔たん × みるくてぃ ~(プロフ) - ひな★さん» 応援してます、笑 Wの小説書いてる人少ないので… 笑笑 (2015年7月21日 14時) (レス) id: e98bcf4c29 (このIDを非表示/違反報告)
ひな★(プロフ) - 悪魔たん × みるくてぃ ~さん» ありがとうございます、頑張ります!^o^ (2015年7月21日 14時) (レス) id: 5c3862520b (このIDを非表示/違反報告)
悪魔たん × みるくてぃ ~(プロフ) - 頑張ってください いいい (2015年7月21日 8時) (レス) id: e98bcf4c29 (このIDを非表示/違反報告)
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